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スピカ: 原発占拠 (宝島社文庫)

スピカ: 原発占拠 (宝島社文庫)

スピカ: 原発占拠 (宝島社文庫)

作家
高嶋哲夫
出版社
宝島社
発売日
2001-01-01
ISBN
9784796620741
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スピカ: 原発占拠 (宝島社文庫) / 感想・レビュー

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キャプテン

★★★☆☆_「世界一ついてない男フェア」第五弾(完)。俺はキャプレーン。色々な悲しみを乗り越えた。原子力発電所を見学にいったところで、原発ジャックが発生。俺が行ってはならない場所No.1であることに、乗っ取られてから気がついた。今回は、原子力の恐ろしさを身に染みて知った。原発と原爆の境界線が曖昧になるとき、人々の血が流れる。これが小説なら──……、……小説で良かったと、胸をなでおろすだろう。では、みなのもの、さらばだ。──もし、街のどこかで、突然パトカーやらが慌ただしくなった時、そこにはもしかしたら……。

2018/09/20

James Hayashi

原発の危険性でなく、テロ対策に警鐘を鳴らしている作品。海岸に立地し海からのテロに脆弱性が見られるということを99年に知らせている。この前に東野圭吾氏により天空の蜂が出ているが。日本の原発の警備は拳銃(ライフル?)を持つというが、自衛隊も法に縛られ銃撃が難しいので、見せかけだけかもしれない。著者は原子力研究所に勤めていただけあり本格的だが面白みは伝わってこなかった。

2020/03/20

micky

同氏の真骨頂、原発ネタ。 なかなか壮大なスケール感あるストーリーで楽しく読めた。 原発テロ・占拠ものは他にも多々ありますが、同氏らしい切り口&描写な小説でした。

2022/05/29

hrmt

世界最大規模の稼働直前の原発がテロ集団によって占拠される。もと原子力研究所研究員という経歴を持つ著者だけに、原発に関する描写が詳しい。福島の原発事故後の今だからこそ余計にその恐ろしさが感じられる。その功罪を考えると、科学の進歩は人間と地球にとって本当に良い事なのか?その恩恵にどっぷり浸かりながらも改めて考えさせられる。

2014/11/08

Yoshiteru Hayashi

『スピカ 原発占拠』(高嶋哲夫)を読了しました。1999年に第一刷発行されたのですが、元原子力研究所職員の作者ならではの迫力とリアルさに驚愕です。日本赤軍とソ連解放戦線連合部隊による原発占拠という人類史上最悪のテロによるチェルノブイリ原発事故を何万倍もの被害を生み出す臨界の恐怖。福島第一原発の爆発事故を経験する前にこのような作品が「サントリーミステリー大賞」を受賞していたんです。どんでん返しの迫真のストーリー。圧巻です。

2019/11/05

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