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ペトロバクテリアを追え!

ペトロバクテリアを追え!

ペトロバクテリアを追え!

作家
高嶋哲夫
出版社
宝島社
発売日
2001-04-19
ISBN
9784796621991
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ペトロバクテリアを追え! / 感想・レビュー

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sakadonohito

石油と同等な液体を生成するバクテリアを見つけたことから世界を巻き込む大騒動となる。引き込まれるようにして読んだ。特に難しい理屈や理論なんかは出てこない。過去を背負いつつ明るい未来のために命をかける者、自らを責め続ける者、復讐に燃える者、野望に邁進する者、いろんな人間模様も描かれていて割と楽しめた。

2022/01/15

pomota

もし石油生成菌を造り上げることに成功したら、世界情勢がひっくり返り、経済・政界など含めて大変な事態になるだろうと読んで思いました。山之内の過去に言い訳せず、あえて痛む右足から踏み出す生き方が素敵でした。未知であり、大金を産み、世界を一変させてしまうであろうバクテリアが恋人の体内で眠り続けるラストは美しくも残酷です。会長の生きざまと最期にしびれました。

2013/06/14

おふねやぎっちらこ

原子力は出てこなくて石油の話

2002/10/20

いもぷ

世界のエネルギー不足を救う、夢のバクテリアのペトロバクテリア。中東やアメリカが石油利権で暗躍する。日本政府の動きの遅さったら...現実を見ているようです。こんな、バクテリアが生成出来たら原発に頼る事無く、原発事故もないんだけどなぁ。

2011/03/23

鈴と空

世界規模の利益が絡むと人の命とか安全が簡単に軽んじられるんだな。それが全くリアリティを感じない話、というわけでもないからますます恐ろしい。スパイが誰だとか言うのは割とどうでもよくなっちゃった。本編のメインテーマとは少々ずれるけど、動物の描写はやっぱり苦手だ。それに携わる研究員の精神が潰れていく様も。

2011/01/08

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