逃亡作法: TURD ON THE RUN
逃亡作法: TURD ON THE RUN / 感想・レビュー
kar
東山氏が直木賞をとって気になったので、この著者初読み。荒削りだが、他の作品も読んでみたいと思わせるパワーがあると思う。
2015/09/26
オーウェン
東山さんはこのミス大賞銀賞でデビュー。 現在まで続く台湾出身という部分が物語に取り入れられ、台湾に日中韓を加えたエンタメ作品。 キャンプと呼ばれる刑務所から脱走を試みる囚人たち。 しかし外界にはその囚人たちに恨みを晴らそうと待ち構える者たちが。 前半はかなり軽快だし、キャラも個性的な奴ばかり。 ただし脱走した後はかなり破綻した感じを受ける。 キャラにしても後の補足情報が多く、かなりこんがらがる。 ツバメだとかカイザーだとかで通した方が統一感あって楽しめたと思う。
2018/07/17
しゅ
悪人ばかりで、気持ちが悪くなる内容。 心理学の描写は、最初わかった気になって読んでいたが、徐々に理解するのが面倒になってしまった。 しかし、読んだことのない世界観で、最後まで興味を惹きつけられた。 このような考え方、そして結末も「あり」なのか、と。
2016/03/21
ばなな
すみませんでした。途中で読むのを止めてしまいました。
2015/09/17
あさこ
このミス賞銀賞授賞作。相性が悪かったのか読みにくくてあまり入り込めなかった…すごく残念。登場人物…ツバメ、ミユキ、モモ、川原昇(カス)、張、カイザー、菊池、野崎理子。少し先の未来、死刑がなくなり、子供を殺められた(川原による)親の死刑実行運動の一部が復讐を起こす、と伴ってツバメ達は脱走を試みるが…。川原は激クソで、張もクソ、そんな中で冷静に分析し行動するツバメがめっちゃ素敵に感じる。作中にも多々登場した哲学のぶつかり合いなのかも知れない。私にその知識がなく少し高度な作品に感じられたが堪能できた。
2015/08/24
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