新装版 クラッシュ (宝島社文庫)
新装版 クラッシュ (宝島社文庫) / 感想・レビュー
ユザキ部長
止まらない怒濤のクラッシュ。旅客機のフライトコントロールシステムがジャックされ、犯人のホームページのクイズが世界を破壊する。ほぼ制御不能になった旅客機が無事に成田着陸をエスコートする空自のF15に感動。
2020/07/02
智哉
ストーリがちょっと長すぎる。何度も挫折しそうになった。いたずらに業界用語を並べ立てた所為かスピード感に乏しく、途中でたるんでしまった。特に主人公たちの動きが緩慢で、あまり重要でないその他大勢の脇役たちにスペースを取られすぎでは。
2008/12/13
Kobakampan
サイバーテロの話。インターネットは人類が火を手にしたのと同じ発明で、原子力のようなものでもある。原子力との違いは使うことに知識も技量も必要ないということである。という言葉が記憶に残った。使うことにモラルもルールも何もない。技術の進歩に法律も倫理もついていっていないということは往々にあるし、これからもついて回る問題だと思う。
2015/05/14
Snowy
シリーズものの第4段。サイバーテロを描いていて、ジャーナリストの川瀬も、脇役のチョイ役。それなりに面白かったけど、シリーズとは、言い難い。最後、一冊「朝倉恭介」を残すのみ
2013/12/22
怠
筆力があり一気に読めた。筆者が米企業で働いたことがあるためか、海外小説のような雰囲気。取材も力を入れたらしく、航空技術のディテールをよく書き込んでいる。ただ、冗長な部分が多々あったのは残念。また、2005年の作品でフロッピーが多用されるのも違和感が残る。一層のこと川瀬雅彦を省いて、もう少しストーリーを簡潔にしてスピード感を持たせたら良かったと思う。
2011/08/08
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