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武術への招待 (宝島社文庫 492)

武術への招待 (宝島社文庫 492)

武術への招待 (宝島社文庫 492)

作家
甲野善紀
井上雄彦
出版社
宝島社
発売日
2006-01-01
ISBN
9784796650984
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武術への招待 (宝島社文庫 492) / 感想・レビュー

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有無(ari-nashi)

対談する二人についてあまり知らなかったが内容は面白かった。武術について、武術での体の使い方から体で感じる感覚の大切さ、武士の生き方など様々。吉川英治、司馬遼太郎の「宮本武蔵」が読みたくなる。

2015/09/09

うりぼう

甲野善紀氏は、体を理論どおりに動かせる人。それが、古武道の体術。

2006/04/16

Takeshi Sano

科学的根拠よりも感覚が大事~! 日本人全員読むべき!

2014/06/10

Miyoshi Hirotaka

数値化された目標には達成感がある。ところが、達成感は進歩の敵。誰にでも理解できるので微妙なことや難しい技術が削ぎ落とされてしまうからである。武道の型や技は動きを制限し、質的に違う動きと力を作り出す。単純な反復練習にも毎回新しい試みがあり、初心者から高段者になるまでに何度も質的な変化が起きる。組織内でもわかりやすい目標を達成させる手法が流行りだが、直感的に全体を見渡す感覚はなかなか育たない。目標達成に喜びつつもさらに貪欲になるように自分を持っていくこと、この心の持ち方が個人、組織ともにコツとなる。

2012/02/23

鳥義賊

古武術研究の甲野さんと『スラムダンク』の井上さんの対談。意外な組み合わせだが非常に興味深い話が満載。科学的トレーニング理論が万人に理解できることを目的としたため、個人の感覚や『術』の部分を切り捨ててきたという観点は非常に鋭い指摘だと思う。古武術の動きは「タメ」を作らないため、ビジュアル化すると手抜きに視える。という宮崎駿さんの言葉も、自分の体験から実感を伴うので苦笑せざるを得なかった。スポーツをやる方はぜひ一度読むことを勧める。

2012/01/30

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