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日本人の正体 (宝島社新書 207)

日本人の正体 (宝島社新書 207)

日本人の正体 (宝島社新書 207)

作家
養老孟司
テリー伊藤
出版社
宝島社
発売日
2006-03-01
ISBN
9784796652186
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日本人の正体 (宝島社新書 207) / 感想・レビュー

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Tomomi Yazaki

養老先生曰く、これはテリー伊藤との非公式会見だそうです。真面目な養老先生と不真面目代表のテリー伊藤の本音会談で、今の日本を掘り起こし、良いとこ悪いとこを鋭く斬る。面白いことに、普段は自分と異なる考えの人間には容赦なくとことん攻撃するテリー伊藤が、養老先生の意見を素直に受け入れる。そんな養老先生も興奮し過ぎて激高し、逆にテリー伊藤がなだめる場面もあり、なかなか面白い。そして昔を懐古し日本人を持ち上げたと思えば一転、自虐的になり、日本を悲観的に語る。ジェットコースターのような展開に戸惑いを隠せない一冊でした。

2021/12/20

ちくわん

2006年4月の本。「オバサンとサムライ」の新書化。400万部の大ベストセラー作家と上手く話を会わせるタレントの対談。本質は突いている。男女差、南北問題、日本人の自己評価、少子化の捉え方諸々。が、やはり注意して読まなければ、危険な作家かもしれない。

2019/06/22

雨巫女。

《私‐図書館》最近は、侍はいなくなり、オバチャンが増えたよね。(笑)

2011/07/21

xtc1961ymo

養老さんとテリーさんとの対談集。日本人のいやらしいところは、すぐに「俺がこんなに一生懸命やっているのに、おまえは何だ」っていう話のなることなんだよ。とか、アメリカの単細胞的独善にはほとほとあきれる、何様なんだあいつら!とか仕舞には男なんて、はっきり言って、いらない存在なんだよ。など面白すぎる脱線、毒舌、に溢れて本当に刺激的で楽しいです。まさしく「悩まないのも能力の内」ですね!

2015/02/13

Masa

図書館で発見、借りる。2006年4月初版発行。養老孟司とテリー伊藤の対談。ちょうど日本がデフレのドン底で自信を失っていた頃、こう言う本が売れていたんだなあと思いだす。「日本人が自信を取り戻す秘策」「壊せ!日本の壁」「日本人は自分の人生を生きているか?」等。いわく、脳や身体の為には人間が作ったものでないものを10分でいいから見つめると良い、との事。なんか効果がありそうだ。日本人はもっと身体を使え、とも。田舎と都会を一定期間住み替える参勤交代を国民全体に導入せよ?面白いかも。養老先生、自然回帰を訴えています。

2015/07/07

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