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名前のない女たち 3 (宝島社文庫 595)

名前のない女たち 3 (宝島社文庫 595)

名前のない女たち 3 (宝島社文庫 595)

作家
中村淳彦
出版社
宝島社
発売日
2007-09-01
ISBN
9784796660822
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名前のない女たち 3 (宝島社文庫 595) / 感想・レビュー

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ジョニーウォーカー

今回はなんといってもソープ嬢・あかねさんの話に尽きるが、個人的にかなりヘコんだのがもうひとつ。パチンコにはまり借金をつくったことでAV出演を決めた、新婚主婦のエピソードだ。「旦那はすごくちゃんとした人なので相談できない」と泣く泣く男優に抱かれていたが、いちばん泣きたいのはアンタの旦那だよ。たった40万円の借金を相談できないってどんだけ切ない夫婦関係だよ。…しかし本当に読んでいるだけでかなりのエネルギーを消耗させるシリーズだったな…これで、あの悪夢の最終章(第4巻)へとつながるわけね。

2010/02/24

rara

このシリーズが好きで読むのだが、やはり読後はどんより疲れてしまう。生まれつき悲惨な人生、ただただ流される人生、裸になる女性たちは何かしら心に闇がある。それは程度は違えど皆に言えることだ。そう、恐ろしいが明日は我が身よ。

2011/09/30

ぴよっ子@読書停滞中

う~ん;難しい。何が難しいってどう思ったらいいのかわからない。ただ、家庭に恵まれなかったっていうのは本当に辛いなぁ。例外として月丘うさぎさんは「???」って感じだった。言ってることはわかるけど自分はどこまでも特別だと思ってるのかな。バレた後が知りたいと思うのは意地悪なのかね。

2011/08/31

あげこ

★★★☆☆き、キツい…。このシリーズでは読み終わるまで1番キツかったです。1、2はまだ自己投影して読めたのですが、3作目の本作は女の子達の成育歴が極めつけに壮絶なうえ最後のAV男優の話も(追悼ビデオの内容含め)あまりに現実と掛け離れており、風俗やAVについて「明日は我が身」と他人事でないつもりで読んでいた私も目の前で次々に繰り広げられる地獄絵図についに「AV女優でなくてよかった…」と思わされてしまいました。最終作がありますが、これよりすごいのかと思うと…う〜ん…

2013/01/27

まーしゃる

シリーズ三作目。相変わらず救いの無い内容だが、今作の特徴は、最後に初めて「男優」の話が載っていること。自殺したこの特殊AV男優は、私がすでに読んだ同著者の「中年童貞」に詳しく記載されている。かなり興味深い内容なのでお薦め。

2015/03/08

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