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ヒステリック・サバイバー (宝島社文庫)

ヒステリック・サバイバー (宝島社文庫)

ヒステリック・サバイバー (宝島社文庫)

作家
深町秋生
出版社
宝島社
発売日
2008-11-05
ISBN
9784796664158
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ヒステリック・サバイバー (宝島社文庫) / 感想・レビュー

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すたこ

★★★『果てしなき渇き』のファンからしてみれば物足りない…。冒頭の事件がスケールが大きい中でも、すごく読み応えがあって、これからの展開どうなるんだろうとワクワクしてたらトーンダウン。内容やテーマ的には面白いけど、ハチャメチャ感が少ないというか盛り上がりがないというか。。。柔道の強豪という設定の主人公、全くその感じがなくてもったいない。でも、スポーツをしてるのが偉いという風潮は学生時代から感じていたので、分かりやすい内容だった。主人公の傷ついた心に救いがあって良かった。

2017/09/17

Shoji

アメリカで銃社会の犠牲者となった主人公。 傷心癒えぬままに日本に帰国。 銃のない社会であるはずの日本で待ち受けていたのは背筋も凍る暴力。 昨今の理不尽で残虐極まりない少年犯罪とオーバーラップし、この物語、まるでノンフィクションであるかのように感じた。 怖い、本当に怖い。

2016/02/02

Yuri

冒頭からアメリカ中学校での銃乱射事件。辛うじて生き残った主人公は日本に戻って、今度はオタクとヤンキー、体育会系のスクールカーストの争いに巻き込まれる。途中で何度か、日本の中学だよね?って確認したくなるほどディープでバイオレンスな感じ。ちょっと登場人物の区別がつかなくて大変でした。

2020/01/19

みすまりも

アメリカで銃乱射事件に巻き込まれ、心に深い傷を負った少年。戻った日本、一見穏やかに見える日常、しかし見え隠れする歪んだ力関係。どこにでも実はある差別と支配の中で、徐々に変わりゆく少年の心。深町作品は相変わらず痛々しい描写が多いけれど、傷ついた心の痛さの表現も上手いです。

2014/02/01

三毛猫メリー

アメリカの学校で銃乱射事件に巻き込まれ負傷した三橋和樹。彼は帰国し日本の学校に転入するが、そこは安らげる場所ではなかった。19-82

2019/12/05

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