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追憶の雨の日々

追憶の雨の日々

追憶の雨の日々

作家
浅倉卓弥
出版社
宝島社
発売日
2009-08-07
ISBN
9784796672153
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追憶の雨の日々 / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

久しぶりに読んだ浅倉卓弥さんの本。中学時代の同級生だった佳織。英語が得意でヴァイオリンを習っていて、お弁当作りも上手だった幸せそうな少女に何らかの不幸な出来事があったのだろう。それでも料理は得意だし、気持ちもまっすぐで主人公に絶対迷惑をかけたくないという思いは伝わる。主人公も、もっと熱心に働きかけてあげていたらと残念でならない。が、そういうキャラクターなんだろうな。

2021/06/30

達ちゃん

何とも切なく悲しい読後感です。赤い傘が目に浮かびます。

2021/02/01

assam2005

一生で一度の恋、だったのかもしれない。恋しているとの自覚はなかったのに、全てが終わった後で「ああ、これは恋だったのか」と気づく。二度と戻らない日々を見送り、新しい日常を受け入れる。それってどんな気持ちなのだろうか。コールガールと客として出会った二人の幸せの行き先は、こんなにも危ういものだったのか。お互いが好きであったとしても一緒の未来があるとは限らない。二人の幸せは一人ではなく二人で考えた方が良いのではないか、と思うのです。

2022/02/20

mazda

切ない。女性の謎は謎のままで、理由もよくわからないままいなくなってしまうなんて…。直前に「陽だまりの彼女」を読んだので、それとかぶってしまった部分も多々あった。

2013/04/28

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

ただ毎日を何の目的もなく過ごしていたあの頃。しかしひょんな事からクラスメイトだった彼女と再会したことで変化がおとずれ・・。彼女と過ごした何気ない日常が切ないです。切ない話でしたが読了感は決して悪くないです。それはひとえに主人公が過去に囚われたままではなく、きちんと前に進もうとしたのが大きいのかもしれません。読了後はクラッシックが無性に聞きたくなりました。まず手始めにメンデルスゾーンのCDをかけて掃除してみたいです(笑)★★★★

2010/03/31

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