格差の壁をぶっ壊す! (宝島社新書 311)
格差の壁をぶっ壊す! (宝島社新書 311) / 感想・レビュー
Kentaro
格差問題がここまで騒がれるのは、格差の下にいる人間が、格差は絶対悪だと思い込んでいるからだという。さらに、その格差を絶対に是正しなくてはならないという強迫観念にも似た正義感を持っているので、原理主義的に格差を否定する。 そういう人間は、格差の上位にいる人間を妬みひがむので、常に下を見ながら上を攻撃することで満足感を得ているので、そうではなく、現状は受け止め、壁だと思う事象を取り払って乗り越えれば良いのだと主張する。 ある意味正解かもしれない。
2019/02/23
竹城 俊之介
所得・教育・福祉から恋愛・見た目・印象まで、〇〇格差をズバズバ検証! 分析が鋭い。関心や個性に合わせて教育に格差を設ける教育論とか、マスコミが作るヒーロー&ヒールの話とか、深く納得。 堀江さんの主張は、当たり前や常識を躊躇なく否定する。「それは言っちゃダメだろ」みたいな内容でも容赦なく切り込む。この点、好みが分かれるところ。共同幻想のピンチに、我々常識人はいろんな反応を示します。(賞賛も、反感も) 「格差幻想をぶっ壊せ!」はカッコいい主張。でも哀しいかな人は妬むし、比較する。だって羨ましいんだもの
2020/09/26
えちぜんや よーた
この前twi上で法務省に対して「刑期減免嘆願書」の署名案内が回ってきました。
2012/08/04
さっちも
堀江さんの本を読みたくなって読んだ。あれこれ理由をつけて、世の中のせいにしてやるべき事から目をそむけて、尻込みするべきではない。ってな事を今回も言ってくれている。そうだと思う。誰かのせいにして、自己責任を認めたくない人には苦痛な本だと思う。
2016/04/13
うさっぴ
面白かった。「格差の上をねたんで何かメリットがあるのか?」そこには、何のメリットもないとのこと。
2016/12/12
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