死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)
死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1) / 感想・レビュー
ちょこまーぶる
読み進めていくうちに、今までの解決事件の多くは仕組まれたあらすじがあって、当然の結末になってしまっているのではないだろうかと思い、恐ろしくい気分にもなりました。そして、堅気ではない松重さんのカッコよさに惚れ惚れして、死神から逃れて果たせなかった最期の望みを叶えたのもつかの間、やっぱり死神から逃れることができなかったというあたりが、この本のメインだったかな。それにしても、最後陣内さんはどうなってしまうのでしょうか?バナナの皮に滑って組長と同じ結末のような・・・死神からのカードが届かないことを祈って。
2013/02/16
射手座の天使あきちゃん
ブラヴォー! ミステリーでありながら、ここまで笑いを求めれば却って清々しいですぅ(笑) なに?階段から落ちて事故にあうトップ女優の名前が「松嶋八子」? 「菜々子(ななこ)」でしょ!って、もう各所で突っ込みてんこ盛りぃ(笑) でも伏線や謎解きは意外と論理的で楽しめました 七尾さん、ありがとう (^_^)v
2012/12/15
ehirano1
表紙といい、タイトルといい、「凶器は・・・バナナの皮」と云うなんだかフザケたフレーズ。しかし何故かこれらに引き寄せられてしまいました。バ、バナナの皮?!・・・・・と読み進めていきましたが、当方が好きな「偶然は存在しない、全ては必然」を軸に話が展開し、それはそれは楽しめました。続編もこれまたフザケたタイトルで出ているみたいなので楽しみです。
2017/06/03
sk4
死神の魔の手によって、結構な人数が『事故で』葬られたが、何と言っても圧倒的に哀愁漂う無残な死を遂げたのが、木村組長。 金髪エロDVD鑑賞中にバナナの皮で足を滑らせて死亡・・・この場面は何度も読み返しました。デカルトの「我思う、故に我在り」ですら薄っぺらく感じるほどの、圧倒的な死にざま。感服しました。松重さんも死ぬ数秒前に倒れざま、世界一の美女たる実娘の唇にチューをするという(これ、要る?)とツッコミたくなる演出も、作者のこだわりか。しかしながら、なかなかのスピード感と終わり方に優れた良作だったのではと。
2012/05/14
むらKみ
死神の殺人予告。24時間以内にターゲットを殺す。どうしたらそこまで完璧な殺人計画が立てられるのか?そのあたりの描写がほしかったですね。 様々な登場人物のエピソードが節となり、どう結びつくのか楽しみながら読めました。ホテル火災のシーンは読み応えがあり。(^-^) 全体的に軽く読める内容で、どんでん返しやミスリードを期待しましたが・・。(^^; 途中から白夜行ポイよね(^^?。亮司と雪穂みたいな・・。 気を付けよう道に落ちてるバナナの皮(^^;
2013/04/23
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