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おやすみラフマニノフ

おやすみラフマニノフ

おやすみラフマニノフ

作家
中山七里
出版社
宝島社
発売日
2010-10-12
ISBN
9784796679015
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おやすみラフマニノフ / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

「ファイト・オア・フライト」この言葉を知ったのはかなり昔の『ゴルゴ13』だった。「災い人を選ばず。でも、その災いにどう対処するかは人が選べる。逃げるか、それとも闘うか」玄太郎爺さんの言葉を始め、あのプチ子・ヘミングこと下諏訪美鈴など『さよならドビュッシー』とのリンクが楽しい。ミステリーとしては???だが、演奏シーンの描写には、ますます磨きがかかった感有り。豪雨から避難した体育館での岬ピアノ&城戸ヴァイオリンは圧倒的臨場感。そして演奏会でのラフマニノフ。「あなたの胸に届くだろうか。これがボクの声だ」→

2013/04/02

ダイ@2019.11.2~一時休止

岬洋介その2。前作を踏まえると犯人はバレバレじゃんと思っていたがちょっと捻ってあって安心。

2014/07/23

takaC

話は面白かったのですが、残念ながら音楽部分のよしあしは自分には良くわからないのでした。

2016/01/04

よむよむ

前作よりミステリー度はグッと抑えてあるけど、音楽度が高まっていると感じました。避難所の場面では、読みながら力が入り(映画「北京バイオリン」思い出しちゃった)、ラフマ№2の場面ではCDを聴き、ウルウルしながら読みました。岬先生の魅力全開ですね。前作とのさり気ないリンクもなかなか良かった。プチ子ヘミング(ナイスネーミング)いいじゃん!密室トリックはちょっとお粗末かな。ラストもいまいち・・・でも良作だと思います。『音楽は職業ではない。音楽は生き方なのだ』

2010/12/08

まちゃ

愛知音大の定期演奏会での学長・柘植彰良のラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番の演奏を妨害しようとする事件を臨時講師・岬洋介が解決するミステリー。ミステリー要素は少ないですが、これでもかという怒濤の音楽表現。文章でよくこれだけ音楽が表現できるなと感心します。岬洋介の温かい人柄に好感。

2015/05/01

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