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夕焼けポスト~心がラクになるたったひとつの方法

夕焼けポスト~心がラクになるたったひとつの方法

夕焼けポスト~心がラクになるたったひとつの方法

作家
ドリアン助川
出版社
宝島社
発売日
2011-12-14
ISBN
9784796685962
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夕焼けポスト~心がラクになるたったひとつの方法 / 感想・レビュー

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chimako

「人の国」「河の街」「樹の街」「祈りの河」「寝袋の街」「大悟の人」「南の街」...国の名前も都市の名前も人の名前も河の名前もあえて伏せて書く必要はあったのか。思わせ振りで途中からうんざりしてしまった。副題「心がラクになるたったひとつの方法」が何だったのかも分からず終い。角度を変えて物事を見ることは確かにとても重要で、奈落の底に落ち込むような気持ちがちょっとは救われたりすることもある。著者は仏教に関する勉強はしたと言っておられるがスピリチュアル過ぎてついていけなかったなぁ。ドリアンさんの小説は好きなのに。

2020/01/20

アクビちゃん@新潮部😻

【図書館】ドリアンさんの文章は、情景が脳内に浮かびやすく美しい❣ 「あん」は、マイベスト10に入る本ですが、このお話しは… 不思議なポストから、悩み相談があり、男性がお返事を書いていくというストーリーなのですが、何が言いたいのか良くわからんチンだし、残念ながら心も軽くならなかった。

2020/02/06

horihori【レビューがたまって追っつかない】

夕暮れ時にだけ姿を現す郵便ポストには、歴史に名を残した偉人、哲学的な悩みを抱く子供、孤独に苦しむ老人など、様々な人から相談の手紙が届く。古今東西の悩みを受け止めるポストの管理人は、夕暮れの短い時間に「角度を変えて」「角度を変えて」休まずに返事を書き続ける。「悩みの手紙」「人の国」「河の街」「樹の街」「命の本流」「チャンパの花」心は、まだ楽になってないけど、多角的な視点を持つことの大切さは伝わった。

2019/10/29

シェルター

「あん」を読んで、それがきっかけで借りました。河川敷に丸い円形型のポストが現れて、1人の男性が手紙を読み、返事をする。日没とともに消えるので 「夕焼けポスト」と呼ばれていた。色んな相談が寄せられ、返事に困りますが、「角度を変えて…」と思いながら返事を書きます。実際、凹み気味な事が起きても、「角度を変えて!」と思い直せば、なんなく乗り切れる気がしました。最後のお手紙も良かったです。

2016/05/19

りつこ

心がラクになるたったひとつの方法と副題がついているけど、そんな方法が書いてあるわけでもないし、読んで心がすっと軽くなることもない。むしろ悩みに答え続けてきたドリアンさんの苦悩が胸に迫る生々しい作品。でも苦しみながら出す回答が実に良くて気持ちがいい。角度を変えることで解決するわけではないけれど、パツパツだった自分にほんの少し隙間ができて動けるようになる。この考え方を覚えておこうと思う。

2012/03/20

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