羽生善治 考える力 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C へ 1-8)
羽生善治 考える力 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C へ 1-8) / 感想・レビュー
K.D.N
適当に作った感が否めない。天才羽生というネームバリューを利用しただけの本。第三章の記者たちによる羽生論はゴシップ記事かと見紛うような内容の拙さ。記者間で内容がかぶりまくりだし、やっつけ仕事もいいとこ。カメラマンの文章は読むに耐えない。第一章の羽生さんへのインタビューだけ読めば十分だろう。
2011/12/18
tulip
将棋には面白い性質があって、悪手を指した後に悪手を重ねると、前の悪手のマイナス分が加算される。雪だるま式に。だから最後に悪い手を指しちゃいけない
2016/01/26
ちゃんさん
タイトルを見て購入したが、期待通りではなかった。羽生さんの歴史を知れてそれはそれでよかったが、なんか違った。
2011/12/14
Masato Jin
子供に将棋を教えていると、自分が古い定跡しか知らないことを再認してしまった。 とどのつまり、将棋についてあまりにも無知になってしまったな、と。 そこで、また将棋熱を取り戻すため、というと大げさだが最近の野球本に引き続き人物評を読みたく、購入。 もっと羽生の視点での考えがあるかと思っていたが、残念ながらそのページは少ない。 米長の項までは面白かったが、以後は微妙な内容。 しかし、また将棋に興味を持つきっかけを与えてくれた。 未だに自分が居飛車党のまま進化できていないので、次は「藤井システ
2012/05/23
glaciers courtesy
基本的に「羽生本に傑作なし」であり、この本もご他聞に漏れず。羽生善治は棋士としてあまりに出来過ぎていて、素人が羽生を語っても群盲象をなでるが如しなのである。また羽生自身が己を語ってもあまり面白くない。あまりにも公正であろうとして羽生はとかく断言を避けるし、デカイこととか、面白いことは言わないのである。この点、升田幸三や米長邦雄とは全然違う。ギミックはゼロである。そして、羽生を語るには個性的なライバルたちに語らせるの一番ということに気が付いたのが梅田望夫で、だから「どう羽生」は、羽生本で唯一の傑作なのだ。
2011/10/18
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