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名前のない女たち セックス依存症編 (宝島SUGOI文庫)

名前のない女たち セックス依存症編 (宝島SUGOI文庫)

名前のない女たち セックス依存症編 (宝島SUGOI文庫)

作家
中村淳彦
出版社
宝島社
発売日
2012-03-06
ISBN
9784796696760
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名前のない女たち セックス依存症編 (宝島SUGOI文庫) / 感想・レビュー

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としP

官能小説ではありません(笑) すごい生い立ちの女たちがいるもんだなぁと驚いた。社会の暗部というか、性やお金を搾取される女性たち。またその女性たちも精神疾患で、自分が搾取されていると思っていなかったり、、、。良くない意味で自分の知らない世界を覗き見た。

2019/09/24

nadaha

読んでてつらい。一番きれいな時期の女の子が身を売ってしまうに至った経緯や心境をドキュメンタリーする、いわばエロのザ・ノンフィクションみたいな本だけど、この巻は救いが無さ過ぎてつらかった。すぐ男と寝る女というのは軽く見られてしまうし、人格を疑われる事も多い。援助交際、風俗、AV女優と性を売る人生のフルコースを歩む女の子たちはどこで狂ってしまうのだろう。虐められてる子、家庭環境が終わってる子、色々いるけどこうなってしまうともう戻れないよなぁ。今までで一番痛々しい巻だった気がする。ほんとつらかった。

2017/10/03

(aya*)

AV女優に着目したノンフィクション。シリーズの中から「sex依存症」ともとれる病的な女性らへのインタビューを再録。深刻で辛辣な半生を送ってきた彼女らに、情を寄せる術が見つからない。非常に重苦しい。だが、関係の無い身として、まるでゴシップ記事を読むかのように、すらすらと読了。AV女優に対して否定と肯定と軽蔑が織り交ざった本書を読み、「AV女優」とは他の何者でもない同じ人間が、金を稼ぐ手段として選んだ一つの「職業」だと言う事が痛いほど、わかった。

2012/05/16

taichi_mai

名前のない女たちでシリーズ化されており読破。 永沢光雄の『AV女優1と2』にはかなわないだろう。それでも、こちらも良作。 彼女たちをどうとらえるかで、作者の人柄が見えてくる。

2014/07/18

まを

シリーズを文庫で読んでいるが、今回の本に未読の話と加筆があったため購入。女優さんは使い捨てられていく。裸の映像はずっと残っていく。何が得られて何を捨てることになったのか。考えさせられる。再録本より新しい本を読みたいけどね。

2012/03/07

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