超訳 ショーペンハウアーの言葉
超訳 ショーペンハウアーの言葉 / 感想・レビュー
双海(ふたみ)
ショーペンハウアー → ニーチェ → フーコー
2024/08/07
MK2
読みやすく編集してくれていて、ショーペンハウアーの入口として良かった。 「苦しみにも二つある」が響いて、哲学の一端に触れた気持ちになった。
2021/10/14
きぬりん
ショーペンハウアーの著作の中から印象的なフレーズを抜粋し、1ページあたり1つずつ紹介。タイトルに超訳とあるとおり、純粋な翻訳というよりは思い切った意訳や省略なども施されており、翻訳書につきものの生硬さ、読みづらさは感じられない。類書のように『余録と補遺』から人生論・幸福論的な箇所を抜き出すだけでなく、『意志と表象としての世界』からの抜粋も比較的多く、またその中には道徳論や国家論なども含まれているので、ショーペンハウアーの思想の多面性を窺い知ることができる。お手軽だがなかなか侮れない本。
2021/02/05
ダイン・テルン
・後悔が生まれるとき、それは認識が変わったから・本来は、本当に自分がしたいことをすればいいだけ・自分を知らないから迷う・自分の判断や決断を主張するのではなくたんたんと冷静に述べる・自分がどんなときにといういう行為をするか、それを知ることで自分がどういう人間か分かる・睡眠、健康、食事をおろそかにしない・古典そのものを読めば偉大なる精神にふれられる・幸福の必要条件は自分そのもの
Kazuhiro Miura
ニーチェに先んじて人生哲学を構築した知の巨人。心に響く言葉がきっと見つかるはず。
2014/06/03
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