RUDE BOY 岡崎京子未収録長編
RUDE BOY 岡崎京子未収録長編 / 感想・レビュー
ワダマコト
音楽が規制される時代ってもう最悪だ。 規制されるとカウンターカルチャーが出てくるだろうから、それはそれで面白いことになるのかもしれないけど。
2014/03/08
ミーナ
クレイジーな市長により音楽を禁止された街。ある晩、市長の娘 お嬢様育ちのチェリー・ブロッサムは友人にクラブに連れて行かれ- 同時収録の「爆烈女学校」は本当に初期の作品のようで、好きじゃない絵柄。おもしろさもわからなかった。表題作は「Pink」のように明るく勢いのある作品。未完がとても残念。チェリーやレディのファッションは30年近く時を経た今でも十分かわいい。いつか続きが読めたらいいな。
2016/04/29
mikiya
岡崎京子の本は昔から多分ほとんど読んでいるんだけど、今だに自分が岡崎京子を好きなのか嫌いなのかが分からない。今回のを読んでもやっぱり分からない。長編二本、発表された時期の時代考証で脳内補完しつつ。それにしても、言っても仕方のないことだけれど、今を描く岡崎京子を見てみたいものだと思う。
2013/05/09
龍國竣/リュウゴク
この本において、なにより重要な位置を占めるのが、『漫画ブリッコ』に掲載されたデビュー作『爆裂女学校』だろう。その後の作品より少女漫画の香りが強く、平凡な女学校を描いた内容はもしかすると本人の生き写しなのかもしれない。資料として適した内容。
2012/10/02
grace
「RUDE BOY」、楽しみに読んでみたら、なぜか最終話以外はたぶん読んでいて(なぜに!?)しかも未完だったので更にショックだった。バカ市長が音楽を禁止する、って、関西に住む者にとっては他人事に思えないコワい設定とハジけた絵がいま読んでも素晴らしい(愛を禁止するのってゴダールの映画とかからヒントを得てるのかもしれないけど)。いまも現役でマンガを描いておられたら、いったいどういう世界を描いたのか、活動休止(という表現も変だけど)が心から悔やまれます。
2012/07/08
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