ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvs.ゾンビ (ShoPro Books)
ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvs.ゾンビ (ShoPro Books)
- 作家
- 出版社
- 小学館集英社プロダクション
- 発売日
- 2012-10-31
- ISBN
- 9784796871334
ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvs.ゾンビ (ShoPro Books) / 感想・レビュー
砂糖と塩
なんでもありのアメコミ世界だけに、シャーロック・ホームズとゾンビも違和感なく対決していました。このエピソードのゾンビは動きがのろく、知性も低く、ただし噛み付かれた人間は確実にゾンビ化、というオーソドックスなもの。それが物凄い勢いで増殖してロンドン中を埋め尽くすわけですが、主役があのホームズなので絶望的な感じは少なく、むしろどんな異常事態でも冷静に立ち向かう彼の格好よさや、恐怖を感じつつも必死に協力し続けるワトソンの友情が、全編通して印象的でした。原作に登場する人物の名前が随所に出てくるのも良かったです。
2012/11/09
ブラックティー
ホームズがゾンビと対決する話だというので、もっとキワモノっぽいものかと思っていたのですが、割合と上品(?)な感じでした。まぁ、ゾンビはゾンビなんですけど。登場人物たちはみな正典の設定を踏襲しており、作画も丁寧で好感を持ちました。内容が内容だけに、ホームズが推理を披露する機会があまりないのだけは残念。最近のハリウッド版ホームズ映画となら、違和感なく癒合しそうな気がします。
2012/11/04
タカラ~ム
数あるシャーロック・ホームズパスティーシュ物のひとつ。アメコミって慣れないと読みにくい。内容はロンドンに蔓延るゾンビとホームズ・ワトソンコンビが対決するというもので、他にもレストレイド警部、マイクロフト、モリアーティ教授といったメジャーキャラも登場する。最後はアメリカンな大雑把な終わり方のように思えた。
2014/10/13
ぷるっちょ
タイトル通り、シャーロック・ホームズがゾンビ軍団と対決する本。トンデモ設定の割には、物語は良く出来ていて、ワトスン博士、ハドスン夫人、レストレード警部、モリアーティ教授、ホームズの兄であるマイクロフトも登場する。それにしても、ホームズって宇宙人や未来人、何とでも対決するな(笑)
2014/06/17
udonkusoyarou
なんら違和感無く読み進められるのは、ホームズがあの冷静で賢明でいて粋なホームズそのままだから。今までとの違いはククリナイフで武装しているところ。そしてワトソンとの友情もそのまんまで泣かせる。「僕はあの時以来、君を一人にしないと誓ったんだ!!」は涙目もの。ゾンビ狩り部隊の装備のイラストは過去も現在もカッケぇ!!
2013/01/06
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