ファンタージエン 秘密の図書館
ファンタージエン 秘密の図書館 / 感想・レビュー
にゃおこ
この間再読(聴だけど)した、くまいもとこさん朗読の『はてしない物語』をきっかけに、読後の余韻にひたりながら、エンデさん情報を検索。 21世紀に入ってから、プロの作家たちによる2次創作の厚い本達が作られてたことを(shared worldって言葉も含め)知りました。 他の作品も読んでみたいな。
2021/06/06
昼と夜
バスチアンの冒険のきっかけを生んだあかがね色の本はどうやって古本屋に辿りついたのか?古本屋に就職希望のカール・コンラート・コレアンダーは行方不明となった店主兼ファンタージェン図書館長トルッツを探しにファンタージェンを奔走する。『はてしない物語』で育った世代が同作品をオマージュして描いたシリーズのラルフ・イーザウ版の本書、シェアワールドの作品としても素晴らしい上に発想が斜め上った。特に機械仕掛けのフッフールとか。。こんな設定誰が考えんねん!
2014/03/21
調“本”薬局問悶堂
『はてしない物語エピソード0』といったところか。 ミヒャエル・エンデに見いだされた作家が『はてしない物語』以前を描いた、エンデへのオマージュ。 主人公は『はてしない物語』のカール・コンラート・コレアンダー。若き日の古本屋の老主人だ。 だから古本屋の主人はコレアンダー氏ではない。 そして、この本にはまだあのあかがね色の本は存在しない。 読むか迷う気持ちはあった。エンデのファンタージエンを壊したくなかった。 けれど、他の本でこの作者を信用していたし、何よりも好奇心が勝った。 《2020年5月 登録》
2005/11/06
でぃず
はてしない物語を再読したくなったのでファンタジー文学ループに陥りそう。 よかった。
2018/02/03
あおきんぎょ
ミヒャエル・エンデのベストセラー「果てしない物語」の二次創作となる作品。「果てしない物語」よりもストーリー展開が王道チックな印象を受けます。世界観が自分の肌に合っていて、非常に楽しめました。「果てしない物語」を読んだのは多分、20年以上前なので、また読んでみたいと思います。お勧めできる作品
2016/01/12
感想・レビューをもっと見る