ゲームデザイナーの仕事 プロが教えるゲーム制作の技術
ゲームデザイナーの仕事 プロが教えるゲーム制作の技術 / 感想・レビュー
nbhd
ゲーム本を続けざまに読んでいると、時折”ビジネス書”を読んでいるような錯覚に陥る。それは、クリエイティブそうなゲーム作りの現場であっても、まず求められるのは「ちゃんとコミュニケーションしよ!」や「言った言わないはナシにしよ!」など「一般社会人のお作法」だということで、この本の半分はそういった成分。残りもう半分で「コレはおもしろい!」というゲーム作り”ならでは”の発想法というか脳みその使い方を紹介している。この本は「クリエイティビティーがなくっても最低限のお作法があればゲーム開発者になれるよ」と優しくて良い
2017/03/07
たいそ
2008年。「ゲーム制作は集団作業」「多くのユーザーがゲームにシナリオ、物語性を求めている」という前提でのゲームデザイン。「作りたいものを作らせてもらえないのは当たり前(まずは、信用を得る、信頼関係を築く)」という現場の現実や「作ってから直す」「会議やプレゼンは事前の準備で決まる」「ゲームデザイナーとは自分の頭の中にしかないものを他人へ伝えるのが仕事の大半(コミュニケーション能力が重要)」「ゲームは快適さが命」といった心構えがわかった。「それはできないけど、これならできる。」
2018/04/22
burkett
第3次産業としてのサービス(ホテル業、レストラン、ネット通販、コンサルティングetc)において、ゲームデザインの知識が生きるんじゃないかと思って読んでみた。ハマるっていう言葉はゲームから出てきた言葉なので、その方法を理解したかったから。転用できる内容はかなり多い。特に関心を引いたのがシナリオの役割と、シナリオ構成の種類。シナリオとはモチベーション維持のための最も重要な要素らしい。そして6種類のシナリオの筋がある。1本道、並列、分岐、マルチなど。確かにサービスにもう「謎」がなければもうそのサービスは使わない
2010/07/23
滑稽ウツボ
ゲームを作りたいと考えている中で読んだので、とても勉強になりました。ゲームデザインはもちろん、他のチームで動く業種でも有用な知識やテクニック、常識が書かれており良い本だと思います。
2017/08/22
ボタもち
本のタイトルは「ゲームデザイナーの仕事」となっていますが内容のほとんどは他の仕事にも適用できることばかりだと思います。仕事術の本として読んでもそんじょそこらのビジネス書よりよっぽど優れてるんじゃないでしょうか。各章末にある有名なゲームデザイナーの方やゲーム会社の社長のインタビューもとても良かったです。仕事をする際に工夫していることなどを経験談を交えて紹介しているのですごく説得力を感じました。
2017/06/05
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