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きみに読む物語 (ソフトバンク文庫)

きみに読む物語 (ソフトバンク文庫)

きみに読む物語 (ソフトバンク文庫)

作家
ニコラス・スパークス
Nicholas Sparks
雨沢泰
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2007-12-17
ISBN
9784797343434
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きみに読む物語 (ソフトバンク文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

長年積んでいて、やっと満を持して読みました。とにかくひたすら表裏のない純度120%の超純愛小説です。物語の起伏自体は正直、それほどでもなく、割りと平坦に綴られていますが「ノア」と「アリー」の相手を思い続けるまっすぐなキモチ、想いにひたすら引っ張られます。人生に一度くらいはこんなにも自分に正直な'生き方'をしてみたいものですね。美しいのですが、とにかく切なくも温かい二人のやりとりがステキすぎます。こんなにも純粋に相手を想うコトができるなんて、素晴らしすぎでした。ぜひ映像化の作品も観なくてはと思いました。

2020/03/05

エンリケ

同じ相手に何度も恋に落ちる。そんな事は可能なのだろうか?これはそんな男女の物語。例え家柄の違いであれ、病であれ二人を別つ事は出来なかった。アメリカ南部の美しい風景と暮らし。その描写の中、お語は川の様にゆったりと時に激しく流れる。これ程相手を思い遣る様な恋を残念ながら僕は経験していない。でも晩年を迎えた時、どんな状況であろうと最愛の人に寄り添い優しく語りかけていたい。それはこの物語と同じ。兎にも角にも女性を女王様の様に崇拝し、かしずくアメリカ人男性って本当に凄いと思う。我が国の男どもは千年遅れてるね。

2015/08/20

コージー

★★★★★アルツハイマー病に冒された妻に、ノートに書かれた物語を読みきかせるという話。そこには、過去に二人が燃え上がるような恋をした真実が書かれている。牧歌的な景色に二人の奥ゆかしい恋が溶け合うよな、清らかな愛の物語である。ストーリー的には王道なのかもしれないが、ひしぶりに純愛小説を読み心が洗われた気がする。

2022/05/22

面白かったです。とてもあたたかくて切なくなる愛の物語でした。ノアとアリーの純愛と呼べるほどの大きな愛に圧倒されました。こんなに愛せる相手に出会えたら、きっと離れることなどできないですね。ラストもとても良かったです。映画はまだ観ていないのですが、ぜひとも観たくなりました。

2016/01/28

青葉麒麟

たまにはこの手のモノを。観てないけど、映画版を知ってるので脳内で主演二人を思い出しながら読んでました。お互いに好きなのに世間のしがらみとかで一緒になれないのは本当にもどかしい。苛々しちゃう。アリーのお母さんが素敵でした。ちょいちょいある自然の描写も良かった。カヌーに乗りたい。

2015/10/08

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