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のうりん 4 (GA文庫)

のうりん 4 (GA文庫)

のうりん 4 (GA文庫)

作家
白鳥 士郎
切符
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2012-08-09
ISBN
9784797371352
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のうりん 4 (GA文庫) / 感想・レビュー

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とら

今のところ一番お気に入りの巻。明らかに以前とは雰囲気も毛色も違っている物語。まず第一に、連作短編では無くて、一応は話の繋がりがある、というのがある。そして個人的には、農派であった、というのも大好きな巻になったと言う理由になる。あとラブコメ感が増したこと?―今回のテーマ・今現在でも問題になっている事は、多分田舎の方の農業の実態、みたいな所である。何となく、三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」を思い出した。まあ色々あるわな…著者が、いつもよりも時間をかけて作っている感じがありありと伝わり、本当に良かった。

2014/02/04

shin

耕作と農は林檎と共に里帰りし、町おこしに参加する中で耕作の過去も垣間見える4巻。そうきたかと初っ端からAKB40にはしてやられた。農村に大きく仕掛ける士姉さんに、大事な局面をひっくり返した工、商にと農の家族も個性的だった。農村の問題は自分の地元も田舎寄りなため、今のままじゃダメなのかもな…とふと課題意識を覚える内容だった。深刻さも吹っ飛ぶ衝撃だったのはマクロスな僕の翼発言からの挿絵3連続。こんな見せ方アリか!と笑わずにいられなかった。個人的には田舎の故郷に対する辛さも良さもしみじみ感じられたお話でした。

2013/08/09

KUWAGATA

今回は農業というよりも農村に焦点を当てた話でした。過疎化高齢化農業離れ、それに対抗する田舎の取り組み。都会人の田舎に対する非現実的な思い込み。理想の農業、農協に頼らざるを得ない現実…、おっと、ずいぶん深刻な書物の読後感みたいになってしまいました。まあ、そういう真面目な問題に真っ向から取り組みつつも、相変わらず最高に楽しく、最高にお下品な内容に大満足です。次回は私のイチオシ良田さん回とのことで、今から五巻が楽しみです!

2012/08/11

流言

『農業って何となく夢があるじゃない?』。ぐうの音もでないほど百姓を煽る言葉。この言葉に『こいつ、正気か?』と思う畑くんの気持はとてもよくわかる。他人の仕事をなんとなくで評価するのをやめろ。と、本業農家の自分が思うぐらいのクオリティが見事。あとがきで述べられた謝辞の多さも納得である。どこかからの引用であろう急に意識が高くなってしまった林檎の言葉も、一度村を出て戻って来て試行錯誤を繰り返す士の言葉も、肌で感じる重みがある。いや、でも、『村おこし』と言ってしまうと陳腐に聞こえるけれど世界を変えるって大変ですよ。

2015/04/08

Yobata

継と良田が海外研修に出発し、少し寂しくなった寮内。耕作,農,林檎たち3人は耕作,農の故郷・愛生村に帰省する事に。すると農の姉・士が村に帰ってきており、村コンを主体に村興しを企画していた。そしてその主役となるのが、耕作と農の結婚式⁈以前太った時のメールの勘違いが起こす危険な夏休み。工が超可愛いwもな~。あにま~。結婚式の時とか超絶可愛いwなんか困ったときはベッキーみたいなパターンみたいな流れが出来つつあるが、ベッキー面白いから良いwAKB40の曲名はマジ笑えたwあとは林檎の恐怖の絵日記wあの暗黒儀式の絵が→

2013/05/07

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