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ゲームウォーズ(下) (SB文庫)

ゲームウォーズ(下) (SB文庫)

ゲームウォーズ(下) (SB文庫)

作家
アーネスト・クライン
toi8
池田真紀子
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2014-05-17
ISBN
9784797373820
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ゲームウォーズ(下) (SB文庫) / 感想・レビュー

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海猫

下巻は語り口に疾走感が出て、上巻以上にぐいぐい読ませる。終盤は展開の持っていきようが上がるわ、クライマックスは巨大ロボ対決になるわ、さらにはあのヒーローが見せ場をさらうわ、こんなんされたらたまりませんわ。勧善懲悪的に綺麗な終わり方が気持ち良し。ヤングアダルト小説の定番に収まるのもスッキリする。VRテーマのSFとしても快作。読むのが遅くなったが、映画の公開もすぐなので劇場でも楽しんでくることにいたします。

2018/04/18

nobby

中盤からの展開は映画と全く違うものの、どちらも特性が活かされて面白い!原作では恋の病で腑抜けになったパーシヴァルがアルテミスやエイチにまで出し抜かれるのにはニヤリ。絶対悪なIOIソレントとの全面的な戦闘に至ってからは夢中で読んだ!映像と異なるほとんどラストでのハイ5結集や、本拠地潜入そしてバリア破壊過程が少々ご都合主義なのはご愛嬌♪それにしても、まさにスーパーロボット大戦なバトルを顕著に日本アニメ・特撮へのリスペクトがスゴい!映画では苦笑だった設定の本家登場には納得(笑)エヴァが敵側ちょい役ってのが残念…

2018/07/02

ヨーイチ

80年代文化とゲームと来れば面白く無いわけが無い、しかし懐メロと同じで「有った、有った」止まり。思い入れの深さと思い出も悪い物ではないのだが。SF的に作者の設定した近未来が無理筋とは言え(引きこもりが英雄に成れる)興味深かった。仮想現実内の通貨が現実よりも力を持っている、って世界。貧富の差は現在よりも拡大していて下層階級ほどバーチャルリアリティのゲーム世界に依存している社会ってのは結構恐ろしい未来って気がした。続く

2018/05/17

眠る山猫屋

電脳世界の創造者の遺産を巡る物語。なかなか二つ目の鍵が見つからない主人公にイライラしつつ、孤独に生きてきたパーシヴァルが人間関係に悩む姿にちょっぴり同情。抜きつ抜かれつの探求レースをパーシヴァルが制するのは必然としても、エイチの正体が可愛かった。マニアックな映画やゲームやロック、更には日本文化に目眩を覚えつつも、非常に読みやすい流れでハッピーエンド。読後感は良い。それにしても、ブレードランナーからメカゴジラ、ライディーン。日本版実写スパイダーマンまで出てくるなんて!

2016/08/30

いちろく

開発者ジェームズ・ハリデーの莫大な遺産を巡る、ネットワーク世界オアシス内の全人類を対象とした宝探しも、いよいよ後半へ。上巻と異なり下巻は日本のサブカル色も徐々に濃くなり、知っている作品も増えてくる。ジャンルは、SFアクション・アドベンチャーとの事で身構えていたけれど、文体は軽く読みやすかった。来年春にS・スピルバーグ監督による映画が公開予定との事、日本のサブカル文化溢れた作品をどの様に映像化するのか興味がある。

2017/05/08

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