求道心 誰も語れない将棋天才列伝 (SB新書)
求道心 誰も語れない将棋天才列伝 (SB新書) / 感想・レビュー
はじめさん
2016年3月初版。将棋界のレジェンド加藤一二三先生が見てきた、昭和の古豪、そして平成の俊英たちのエピソード。大山VS升田のライバル関係や、升田先生に私生活でも可愛がって貰ったが、升田氏は自分が勝てば感想戦は五分くらいで終わるのに対して、負ければ徹底的に朝までやる。/ 加藤先生自身が持つ最年少プロ記録が、本文中でどうやら破られそう、と当時三段だった藤井聡太の名も。さすが勝負師、読み通り。このまま行くと、最年少A級入り年齢もレコード更新あるか? / 将棋ウォーズの三間飛車、スーツのヒットマン大山名人好き。
2018/03/08
ライアン
過去の著作と内容はあまり変わらないですが、面白かった(笑)。大山さんや升田さんとの話が面白かったですね。あとデビューしたての羽生さんがお爺さんのような年齢のベテラン棋士と朝まで感想戦をした話(向こうがやめなかった)とかもね。ひふみんがよくやる相手の側の盤面に立って考える、「相手の側になって考える」というのは仕事や普段の生活でも使える大事なことですよね。
2016/05/03
緋莢
14歳でプロ棋士となり、以来60年以上、現役を続ける加藤一二三。明治生まれから平成生まれまで、様々な棋士と対局した著者が見てきた大山、枡田ら先輩たち、被災しながらも羽生の七冠の達成を阻止した谷川浩司、勝者が「永世竜王」の称号を獲得する羽生善治と渡辺明の歴史的一局など将棋を極めんとする求道者たちの姿を書く。
2017/03/11
シカマル
将棋の歴史は、棋士の歴史。数多くの棋士達の武勇を知ることができて興味深かった。「勝負事である以上、トップクラスまで上らないと話題にならないこと」
2016/04/10
いが栗坊主
おもろかった。引退危機や妙味あるひふみんのキャラが先行してるけど、本章は勝負根性や将棋への愛情がにじみ出てて人間味のある大棋士であることがよ~く分かりました。升田幸三や羽生善治との会話は声が聞こえてきそうでニンマリ。引退危機や谷川会長が今日辞職のニュース、、加藤一二三会長もあり!?
2017/01/18
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