老後ひとりぼっち (SB新書)
老後ひとりぼっち (SB新書) / 感想・レビュー
香菜子(かなこ・Kanako)
老後ひとりぼっち。松原惇子先生の著書。結婚していても結婚していなくても、子供がいても子供があっても、お金持ちでもお金持ちでなくても、ほとんどの人は死ぬ時にはひとりぼっち、期間は人それぞれだけれど老後ひとりぼっち。ひとりぼっちの時間、孤独な時間を自分なりにどう楽しんで、どう有意義に使うのかは、若いうちから真剣に取り組むべき課題であると思う。
2019/09/28
活字スキー
【ネガティヴ感想】既にぼっち生活が板についており、今後も伴侶を得る可能性も無さそうなので、多少なりとも参考になるものがあればと思い手にとってみた。読み始めてすぐ、著者が主観的な理想や不満を並べたがるタイプのゴリゴリの左(イラストレーターではない)である事にウンザリ。帯に大きく書かれていた保証人の問題は確かにこれから深刻になる場面も出てきそうだが、具体的な対策もなく、ただ現状を批判するだけで参考になる部分は少なかった。人間関係が何より苦手でぼっちやってるのに、将来の為に友達を沢山作れと言われても困る。
2017/07/09
えいなえいな
この歳で一人だとそろそろ一生独身というのを意識してしまいます。一人でいるのも好きなので全然良いのですが、やはり老後に一人になるといろいろ問題が多そうだぞ、と考えました。しかし本書を読む限りひとりぼっちでもきちんと準備しておけば悪くないようにも思えてきます。要するにきちんと蓄えがあって健康であれば何とかなるし、一人の老後を楽しめるということです。今のうちから貯金と運動をしっかりしておきたいものです。
2018/01/24
まある
そう遠くない将来、わが身にも迫る切実な問題。身内の保証人を立てないと、入院、手術、施設への入所、賃貸契約などができない。それも若い(働き手世代の)保証人でなければいけないとか。この悪しき慣習をどうにかしなければならないというのが、著者が最も力説している点だ。あとは、おひとりさまになることを見越して、人間関係を築いておくこと。
2019/05/25
てくてく
既にどこかで読んだ内容と重なる部分が多かった。他方、未婚・既婚を問わず、子がいてもいなくても老後は一人ぼっちになってしまう人が多いのだということ、核家族の進行に合致していない「身元保証人」問題を取り上げている点、そして、定年後の男性とは異なり働くシングル女性は実は地域社会には受け入れられづらいのだということなどを取り上げている点が興味深かった。
2018/03/11
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