「発達障害」と言いたがる人たち (SB新書)
「発達障害」と言いたがる人たち (SB新書) / 感想・レビュー
ぐっち
自分も息子も発達障害かも?と思いつつけて十数年。この本のタイトルと紹介に、まさに私のことか?と思って読んでみたものの、タイトル以上の内容はなく、ちょっとがっかり。自分だけの思い込みよりは、もう少しグレーゾーン寄りではあるような気もするのですが。
2018/07/14
manamuse
この方、名前はよく見かけるし顔もどこかで見たことある気はするんだけど…結局なにが言いたいのかよく分からなかった。ラストの〜誰だって世界に二人といない「かけがえのない自分」〜で上手くまとめた感。製薬会社のキャンペーン(陰謀)による患者の掘り起こしは想定内。結局、発達障害を診断するのは現在の医療でも困難だということ。予約待ち半年とか…待ってる間に2次障害になっちまうよ…。
2020/11/22
シン
★★★★☆ 仕事で一時期色々調べたが、 発達障害や心の病系は問題が多すぎると思う。 なんとかならんもんかね。 「専門家の間からも疑問の声が出ている その疑問の声の一つは診断があまりにわかりにくいということだ 特に大人の発達障害については世界の精神科医の診断バイブルDSMにもその記載がない 中略 診断の決めてが見つからず時にはゴミ箱的に診断が使われることもある また原因の一つとして診断ガイドラインも頻繁に変わり 医師もはっきり言ってそれについていけない」
2019/01/12
あゆみらい
「片付けるのが苦手なのが、病気のせいだと言われるとほっとして、少しずつ片付けられるようになる。自己否定感が軽減される。製薬会社が病気のコマーシャルを始めるとその病気の診断が増える。障害ではないと言われて、失望する人がいる。」グレーな診断でもつくと安心して改善できるのかな、とも思います。あなたは病気じゃないですよ!と言われても困ってるわけですし。医療とまでいかなくても、気楽に行けるカウンセリングみたいなものが発達するとありがたいかな、と思います。占い師か?考えさせられました。
2024/03/24
Imax
片付けが苦手な自分のことを発達障害なのではと疑っていたが、私もただの「発達障害と言いたがる人」なのかも知れない。そういう人を生み出す現在の社会現象や発達障害の診断の難しさなど、いろいろ知ることができたのはよかった。ただ締めの章が、特別な自分でありたいから発達障害であることを望む人たちへのエールのような形で総括されていて、なんだかもやもや。平凡な自分であるのがイヤという心理より、前半で言及されていたような『できないことへの言い訳』でそう思いたい人の方が、私も含めて多いような気がするのは私の偏見なのかしら⁉
2018/08/25
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