ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア10 (GA文庫)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア10 (GA文庫) / 感想・レビュー
雅
本編の異端児編の裏側。相変わらずの濃さ。飽きる事なく、ダレる事無く読みきった。熱いですね。
2020/07/05
眠る山猫屋
ゼノス編・裏側。言葉を話すモンスターの掃討と、邪神一派の暗躍阻止を同時に行わなくてはならないロキ・ファミリアの苦闘。この本だけ読むと、暴走にしか見えないベル・クラネルの行動に、迷い揺れるアイズと真実を推察する団長フィン。そしてアイズは絶望し、フィンは覚醒する。“勇者”と呼ばれたフィンは“英雄”への憧憬を自覚し、話すモンスターと手を結ぶ選択をした。ここのフィンはとても素晴らしい。全てを失っても、また登り詰めて行けばいい、そう言い切ったフィンこそ、勇者である。
2024/10/08
よっち
人造迷宮の鍵を探し求めるロキ・ファミリアが直面した武装モンスターの出現と、ベルのありえない行動による波紋が彼らを揺さぶる外伝第十弾。これまで英雄たらんとして行動してきたフィンが直面する葛藤、本来のベルを知るロキ・ファミリアの面々が抱く複雑な想い、そんなベルを認められない剣姫との対決。認められていたベルの神意をも乗り越える復活と、ベルに触発され変わってゆく彼らの熱いエピソードでしたが、一方で葛藤の末に自らの生々しい想いを自覚したアイズがこれからどう変わってゆくのか、変わってしまうのかとても気になりますね…。
2018/05/11
まりも
異端児編の騒動の裏で起きた事件を描く外伝第十弾。外伝でもベル・クラネルという主人公が放つ輝きは健在。あとがきにもある通り、実力そのものはロキ・ファミリアと比べると大きく劣っているけど、その影響力は誰よりもデカい。流石は本編主人公だ。ただ今回の主役は自ら進んで勇者になった人工の英雄・フィン。殻を破り真の英雄と呼ぶに相応しい所業を為す彼の姿はとても格好良い。ベルとフィン2人の英雄が放つ輝きは眩しさを増す一方で、アイズの抱える闇が浮き彫りとなったが、果たして彼女を救う英雄は現れるのか。続きが楽しみだ。
2018/05/18
チェシャ猫
外伝とはいえ、本編を読んでないとまったくストーリーが分からないというのは、どうなんだろうか・・・。まあ、本編を読んでない人が外伝の10巻を読むとは思えないけど。 3人が英雄になっていく物語? フィンがとうとうベルをライバルと認識した。 フィンがんばれー
2018/11/22
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