宮脇昭、果てなき闘い 魂の森を行け-新版-
宮脇昭、果てなき闘い 魂の森を行け-新版- / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
2004年初出、改訂版。某所で雑草博士の話を聴いた。雑草の多様性に小ばかにできない存在と思い知った。ドイツ語ではかなり辛い思いをされたようだ(40ページ~)。研究者はある程度専門分野の言語をマスターしていなければならない実例だ。どの分野の研究者でも言えるが、真理に到達したいという熱意が何よりも求められることを教えてくれる本。チュクセン教授が本ではなく、大地から学ぶことの大切さを説いた実証研究の流儀(52ページ)。自分の眼で確かめることの大切さを学ぶことができる。見えないものを見る力量を備えた研究者の凄さ。
2013/02/08
ひげおやじ
宮脇先生の提唱する森の防潮堤構想が進まないことにイライラしてしまう。環境省が妨害していることをどうかと思う。少しでもこの構想が進むことを東北地方のために祈ってしまう。自分でミヤワキドンキホーテを自称されているが、先生がすこしでも長生きしてほしいと思う。
2013/03/04
ほみょ
自習時間に何をするかで、その後が変わってくるのだから、無駄なことは一切しないと心に決めたそうだ。研究者というものの凄さを感じる本だった。ご自身が書かれたものではないので、その情熱が上手く伝わってこなかったのが残念。 松はそれほど強くないらしい。
2013/09/30
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