ヒマラヤに捧ぐ
ヒマラヤに捧ぐ / 感想・レビュー
ジュール リブレ
登山家・野口健さんの写真集。ヒマラヤの絶景、しかも、自分では到達できない山の上、いい景色がならび、野口さんの愛する山の世界が広がります。そこから、モノクロのページに一行、the Earthquake。そこから、一変。地震の爪痕が広がります。ベースキャンプの混乱から、崩れ落ちたヒマラヤの村の傷跡。。。直近の熊本の地震が重なります。
2016/04/30
ASnowyHeron
最近読んだ小説を思い出しながら。そして現地の震災の傷が一日も早く癒えることを願う。
2016/03/29
シカマル
久しぶりに写真集を手に取った。日本とは全く違う文化が写っていて衝撃を覚えた。後半の地震の写真は、確かに壮絶だったが、同時に写る人々の瞳からは生きるエネルギーが溢れているように感じた。
2016/11/20
のり
世界最高峰から撮った写真の数々。風の強さや日差しの強さ、過酷な気候が伝わります。後半のネパール地震後の写真には絶句しました。
2016/03/23
なかちゅう
写真の専門的なことはよくわからないけれど、引き込まれるような力を持つ本。アルピニスト野口健さんの写真集。山、空、雪、人、花、そしてラスト1/3ほどが震災後の写真。まえがきでは、エベレストの4,500M付近を縦断していた時に起きたネパール地震の壮絶な体験と、支援活動に至る心境がつづられている。変な表現かもしれないが、美しい山や花、人々の暮らし、そして地震の後の過酷さも含めて全てが、丸ごと〝ネパール″で、その厳しさの中に本当の美があるというふうに思った。
2016/06/06
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