辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦
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辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦 / 感想・レビュー
KAZOO
8冊の本を、さまざまな国を旅しているノンフィクション作家の高野さんとに中世日本史がご専門の清水先生が対談形式の書評をしておられます。それぞれご自身の体験や知識などを縦横に駆使しておられて楽しいものです。私が読んだ本は「大旅行記」だけですがその他の本もすべて読みたくなりあるいはその土地に行ってみたい気がしました。
2018/08/18
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
第1弾 ハードボイルド室町時代が面白すぎたので第2弾も即手に取る。やっぱり面白かった面白かった面白かったー♡♡♡8冊の課題本に対しての読書座談会なんだけど、まぁ選書がさすがこのふたり!って感じです。「大旅行記」なんて8巻あるし、それに付随する本まで読んで挑むって…ほんともはやゼミ。第3弾激しく希望です♡ギケイキのみ既読、ピダハンは気になるけど結構分厚い。ゾミア、大旅行記は無理ぽ。将門記はいずれ読みたい。"オレたちの頼朝"は予約済( ง ᵒ̌∀ᵒ̌)ง⁼³₌₃読みたい本増える病加速中💉
2020/09/12
takaC
これは面白かった。地理・歴史的教養も身に付き一石三鳥。社会人落語家のとある集まり(有り体に言えば飲み会)への参加で仕事帰りに日暮里まで遠征した往路・復路の総武線内で読了。
2018/11/27
ゆいまある
これにて既刊の高野本は制覇。8月に発行されるという新刊を迎え撃つ準備ができた。高野さんと清水さんが同じ本を読んでそれについて語り合うという、一見とっつきやすそうなテーマである。確かにこの2人と本について語ればさぞや楽しいだろう。だが高野さんらしく間違えている。何故課題図書がイブン・バットゥータ大旅行記全8巻なのか。2000円以下の本は町田康ギケイキだけである。合間に出てくる本も絶版だったり一緒に読めないのである。ともあれ、既存の価値観に全く囚われない(もしや因習とか慣例を知らないのでは)二人の語りは楽しい
2020/07/18
ミエル
対談第二弾とのこと、こちらから読み始めてしまったけど問題なさそう。高野氏の冒険エッセイが好きなので手に取るも大当たり。清水氏のカジュアルな歴史解説と高野氏の辺境持ちネタが良く絡んで、まさにマリアージュ。現代の辺境の地とそれぞれの歴史の関係性、トンデモ仮設ですら正論に聞こえそうな柔軟な考察が、「知を得る」読書には程よい気がする。個人的には、義経編が良かった。町田康「ギケイキ」は早速読みたい本に登録。
2019/02/05
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