ニャン生訓
ニャン生訓 / 感想・レビュー
starbro
江戸の健康指南書『養生訓』と沖昌之のネコ写真が合体ということで読みました。『養生訓』の内容に関しては、我関せずのにゃんこ達だにゃあ(=^・・^=) ほとんど役に立ちませんが、癒されます(笑) https://www.shueisha-int.co.jp/publish/%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%83%B3%E7%94%9F%E8%A8%93
2020/10/06
なお
ニャンちゃんのとても可愛い写真が『養生訓』の教えと共に楽しめる、ネコ好きさんにはたまらない一冊。「按摩、指圧を怠るべからず。」(養生訓 巻第五 五官)の頁。ブチ猫の背中を茶の猫がしっかり「ふみふみ」してます。人間の健康への解説と共に、猫の行動や健康にも「ニャン訓」として解説があり、もちろん「ふみふみ」にも。当時のベストセラー健康指南書『養生訓』の著者、貝原益軒は江戸初期の儒学者、本草学者、医師。享年八五。「清福を知るべし。」「病を嘆くことなかれ。」等々の教えの中で「人生の喜びは老年に在り。」は嬉しい限り。
2023/11/03
momo
1話2Pで、養生訓とその解説、それにまつわる猫の写真と豆知識が書いてある。かわいらしくどこか人間的なニャンコの写真と共に、健康的に生きることが楽しい人生を送る近道なのだと教えを賜る。刺さったのは巻末にあるこの写真を撮ったカメラマン沖さんのインタビュー。「たとえば、初めてのねこの撮影で、しかも最初の 一時間で理想的な写真を撮ろうとするならば、それはもう、どれだけ日ごろから善行を積んでいるかというところにかかってくる話ですよね(笑)。でも、 根気よく挑戦をし続けていれば、必ず運がめぐってくるはずなんです」
2024/11/19
志村真幸
江戸の生活・健康の指南書である貝原益軒の『養生訓』の解説と、猫の写真・イラストを組み合わせた本である。 猫の写真は、『ぶさニャン』や『必死すぎるネコ』で知られる沖昌之さんによるもの。 たとえば、『養生訓』から「間食するべからず」の言葉が引かれ、右ページで解説した上で、左ページに草を食べている猫の写真が配されるといった具合である。「陽光で気を解放せよ」には浜辺で日光浴をしている写真が当てられたり。 人を食ったような構成が楽しい。 健康的な生活について、明るく楽しく学ぶことができる。
2020/10/25
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