「最前線の映画」を読む (インターナショナル新書)
「最前線の映画」を読む (インターナショナル新書) / 感想・レビュー
キムトモ
筆者の映画評論は信頼しているので頷くとこありましたが…(ノ-_-)ノ~┻━┻ちょっと宗教絡みの解説多かったかなぁ〜
2023/12/27
Kazuko Ohta
挙げられている映画20本のうち、18本は公開当時に劇場で観ています。と、自慢したいところだけれど、本書を手に取るのはそれ以上の人ばかりかも。残りの1本はDVDで観て、もう1本はこの先も観ないつもりだったホラー。しかし本書を読んだら、そういう解釈があるのかと気になり、観たい気持ちが沸々と。こんな解説書を読むと、知らずに観るよりもいろんな知識を持ったうえで観るほうがより楽しいよなぁと思う半面、何も知らなくても楽しめたらええやんと開き直ったりも。いずれにせよ、「上から」なところ皆無の町山さんの解説、大好きです。
2018/07/07
旅するランナー
比較的新しい20作品に関する、詳しい情報と深い考察。うち15作品は観ているので、なるほどなぁ!って新たな発見がある。ブレードランナーとナボコフ小説の関わり、沈黙/サイレンスの中のスコセッシから師匠エリア・カザン監督への想いなど、町山さんの知識の豊富さに感嘆する。やっぱり映画は総合芸術だな。
2018/11/12
akihiko810/アカウント移行中
映画評論家の町山が、20本の映画の「読み解き方」を解説。印象度B+ 「ラ・ラ・ランド」「コクソン」「沈黙 サイレンス」「ムーンライト」など、比較的最近の映画を解説。有名作が多いので、半分近くは知ってた&観た映画だった。 韓国映画「コクソン」はなぜか國村隼が出てくるわけわかんない映画だったが、多分に聖書からの引用のある映画だったとは。あと、アカデミー賞作品「ムーンライト」は自分にはそこまでよかった作品じゃなかったけど、また見返したいと思った
2022/02/13
Isamash
映画評論家町山智浩2018年出版著作。見た映画では「沈黙」、「ラ・ラ・ランド」、「メッセージ」、「ダンケルク」、「ムーンライト」解説がなされていた。難解な映画を見た時、映画作家のキャリアやオマージュ等参考作品まで遡っての町山さんの解説は自分にとってとても有難い存在。「沈黙」のスコセッシ監督の師匠がエリア・カザンとは知らなかった。そして、分かりやすいと思っていた「ラ・ラ・ランド」が「セッション」と同様に町田氏が述べる芸術至上主義の映画との認識は無く驚かされた。「ムーンライト」は解説を読んでも良さが分からず。
2022/11/20
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