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孤独のレッスン (インターナショナル新書)

孤独のレッスン (インターナショナル新書)

孤独のレッスン (インターナショナル新書)

作家
齋藤孝
中条省平
奥本 大三郎
南條竹則
鈴木 雅生
岸見一郎
新元良一
適菜収
下重暁子
岸 惠子
田中慎弥
高村 友也
林望
荒木飛呂彦
石戸 諭
吉川浩満
角幡唯介
出版社
集英社インターナショナル
発売日
2023-04-07
ISBN
9784797681192
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孤独のレッスン (インターナショナル新書) / 感想・レビュー

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活字スキー

【撰ばれてあることの恍惚と不安と二つ我にあり】「お一人様」という言葉が広く使われるようになる一方、SNSの普及により時も所も選ばず誰かと繋がり、監視し合うことが当たり前になった現代でいかに自分自身を生きるか。17名の識者が様々な角度から「孤独」の意味を語る。元々は雑誌の特集だったものだそうで、バラエティに富んだ意見に触れられるのは良いものの、ひとつひとつの掘り下げ具合はやや物足りなく感じた。

2023/08/05

kubottar

ジョジョの荒木飛呂彦先生のところを読みたくて。ゾンビ映画の孤独は面白かった。映画は一人で観たいところも共感した。

2023/06/06

noko

齋藤孝先生の話が読みやすかった。SNSが広がり、一人の時間を侵食している。SNSに依存してしまうと、自分を監視する他者の視線を自分の中に内存することになる。刑務所の洋式にパノプティコンがあるが、刑務所だけでなく社会のあらゆる所で、監視システムが行われていると、フーコーは言う。相互監視システムに気がつかないうちに自発的に服従している。仏陀は執着と欲望を捨てろという。面倒なことは執着によって起きているのだから、執着を捨てると穏やかに暮らせるよと説いている。他者に依存せずにメンタルを強くするためには読書しよう。

2024/09/21

coldsurgeon

孤独という言葉の持つイメージは、孤独について考える人により多彩であり、多面的である。孤独について考えることにより、人間や社会、人生について深く考えることができる。絆という言葉のように、人とのつながりが声高に言われる現代に、しがらみや同調圧力を感じる人にとって、本当に大切なつながりを見出すために必要なのは、孤独でいる時間であろう。人として大人になるためには、孤独の本質を知ること、孤独の中から生まれるものが重要だ。一人でしかできない読書を通じて、自分の内面に豊かな森を育みたいものだ。

2023/05/26

晴久

この本を読了することで孤独に対処できるかといわれると、そうでも無い気がするけれど面白かった。それぞれが短くテイストも異なるため、あまり深い話は期待できないが、飽きることもない。田中慎弥先生の本読もうと思ったのと、相変わらず齋藤孝先生のすすめる本は読みたくなるが、超訳されていないニーチェは素人の私では読了出来なさそう。適菜収先生が分かりやすくしてくれたニーチェ本でギリ。

2023/08/19

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