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哲学嫌い ポストモダンのインチキ

哲学嫌い ポストモダンのインチキ

哲学嫌い ポストモダンのインチキ

作家
小谷野敦
出版社
秀和システム
発売日
2019-10-19
ISBN
9784798060040
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哲学嫌い ポストモダンのインチキ / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

哲学を中心とした学問談。『学問はいずれ「終わる」』というのはなるほどと思った。でも本能寺の変に黒幕はいないとハッキリしてもなお陰謀論を出して来る研究者がいる。終わったものを味が無くなるまでしゃぶる人はいるものだとふと思った。東大生は性格が悪いかというオマケも楽しく読んだ。

2019/11/05

軍縮地球市民shinshin

女性学は学問ではない。なるほど。

2020/01/24

原玉幸子

学術的に、哲学は元より宗教や文化・文学、言語学等に言及し、「こうでしょ」と批判も厭わずに言い切る切り口が痛快です。副題に関しても「構造主義とは学問の方法であって哲学ではない」と、これも又、明快故の目から鱗。但し、巻末人名索引をちょっと数えただけでも430人内外、彼らの著作全部とは言わずとも、3、4割はどんな人かを或る程度知らなければ、著者のユーモアを感じて読めないので、読者はそれなりの一般教養を試されます! 生半可な知識で哲学を趣味的で語ると、著者に、ば~かと言われてしまいそうです。(◎2019年・冬)

2020/04/24

tamami

本書を読みながらまず何よりも著者の、広範かつ圧倒的な読書量に驚かされる。学者、評論家という類いの人たちは、これほどまでに本を読まなければいけないものなのだろうか。生活の糧ということならそういうことなんでしょうね。本書は、古今東西に渡る哲学、文学、歴史、その他その周辺の、著作や著者に関するゴシップ集、というのが当たっているように思う。引用されている膨大な著作について、全部に当たることは不可能に近いけれど、興味のあるところを二三掘り下げて原著作を繙くのは、読書の醍醐味の一つと言えるのではないか。

2019/11/16

Gen Kato

哲学、というか「人文」って分野とは何だろうと考えさせられつつ読みました。題名および巻末の小論についてもはっきり裏事情を書いていて本当に正直な作家さんだなと。

2024/06/30

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