ダンウィッチの末裔 (The Cthulhu Mythos Files 5)
ダンウィッチの末裔 (The Cthulhu Mythos Files 5) / 感想・レビュー
miroku
全ての時と共に存在し、あらゆる空間に接している邪神は……臭いらしい!
2018/06/22
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
*クトゥルー*1960年、茨城県灰頭村で発生した連続児童失踪事件。行方不明の兄弟・友人を探そうと足を踏み入れた5人が遭遇した恐怖…。だがそれは25年後、50年後…と、繰り返される忌わしい凶事の序章に過ぎなかった…『灰頭年代記』(紹介文・他より)――ホラー作家、菊地秀行の御大が綴るダンウィッチの村で、二人の米国軍人が遭遇した恐怖『軍針』もさることながら、個人的には牧野修著『灰頭年代記』がヤバすぎる(笑)! ⇒続き
2013/11/28
眠る山猫屋
菊池秀行さんと牧野修さんで、面白くない訳がない。退魔針シリーズは未読だが、この閣下みたいなキャラクター描かせたら一級品だよなぁ。カッコいいじゃないか。 牧野修さんの灰頭年代記は、まさに牧野さんの濃いめの部分がケレン味たっぷりに描かれていて、面白かった。もっと堪能したかったなぁ。 そしてゲームブック。あっさり世界は滅びちゃいましたけど?
2015/10/10
sin
菊池氏の作品は発想の詰め込み過ぎ!それに超人が邪神と闘う設定にはコスミックホラーの片鱗も感じ取れないし中途半端な超人の登場が、出してしまってからキャラクターにお任せみたいで行き当たりばったり。さすがにそういったストーリーをまとめ上げてしまう力量はあいかわらずで読ませるのだがどうなの?という内容。牧野氏は前半は良、後半はおおあばれ!
2013/05/21
Yuki
HPL「ダンウィッチの怪」を下敷きに新たな発想を盛り込むアンソロジー。菊地秀行氏は自身の「退魔針」後日談として、観光地化されたダンウィッチを絡めるバイオレンスコメディ。牧野修氏は日本の寒村にクトゥルフ神話を落とし込んだジャパニーズホラーからの異能バトル。最後のくしまちみなと氏はダンウィッチの廃墟を探るTVクルーの冒険を描くゲームブックと三者三様の贅沢な出来。とりわけ気に入ったのは牧野修氏「灰頭年代記」。クトゥルフ神話の湿っぽさって日本の因習的なものと親和性があると常々思っていたのでこれは嬉しい組み合わせ。
2013/05/27
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