無名都市への扉 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)
無名都市への扉 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ) / 感想・レビュー
sin
岩井志摩子:ぬらぬらと続く独白に絡め捕られて読み進む“ぼっけえ、きょうてぇ”のある意味現代版か、これをクトゥルーの範疇に加えるべきか疑問。図子慧:ありふれた筋書きと高をくくって読み進むも思いの外の面白さ、雷の効果と結末の落し方が特に良かった。宮澤伊織:TRPGのリプレイであるが、参加者は個性的なキャラクターが見える方々なので過去に読んだリプレイと違って疎外感を感じることなく好印象であった。編集後記(今回はナシ):あの頓珍漢な編集後記が見られないのがある意味残念。
2014/08/25
眠る山猫屋
クトゥルーに拘らなければ楽しめるかな?岩井先生は流石の崩壊っぷりで、久々に堪能させていただきました。図子さんは初読みでしたが、読みものとしては、一番楽しめたかも。そして予想外に、最後のシナリオプレイが面白かった!
2015/07/28
NEED LESS
アラブの砂漠に存在した爬虫類じみた匍匐生物の住処であった遺跡での恐怖を描くラヴクラフトの「無名都市」をテーマにした3つの作品集。「無名と死に捧ぐ」は嘘吐きで最低の母親から天井の低いあばら家で「嘘をつくと口が曲がる」と育てられた少女が、母親と同じ嘘吐きの売春婦となり堕ちてゆくさま、「電撃の塔」は著名なカメラマンの父を持つ主人公が無惨な死を迎え、過去に父にヌード写真を撮影された少女モデルと共に怪異に巻き込まれる主人公が描きます。「無明の遺跡」はTRPG「インセイン」のリプレイ。お気楽な雰囲気で笑えました。
2014/11/27
fried_bogy
図子慧さんの話と出会えたのが一番の収穫。
2018/04/22
アオイ模型店
「クトゥルーのリプレイを掲載」って言うから、てっきり「クトゥルフの呼び声」だとばかり思っていたら違った・・・・・・少々拍子抜けしてしまい、最後まで俺の中でその辺を持ち直せなかったせいか、全般的に不完全燃焼な読後感になってしまった。
2014/09/20
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