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闇のトラペゾヘドロン (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

闇のトラペゾヘドロン (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

闇のトラペゾヘドロン (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

作家
倉阪鬼一郎
積木鏡介
友野詳
小島文美
出版社
創土社
発売日
2014-08-27
ISBN
9784798830186
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闇のトラペゾヘドロン (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ) / 感想・レビュー

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sin

闇の美術館:ウルトラマラソン(動)美術館(静)そして恐怖の対比が面白い、進行が説明的な部分に難を感じる。マ★ジャ:モノクロの立ち位置に整合性が欠けていて残念、邪神に人間味がありすぎてがっかりだが一転のエピローグがこの始末のつけ方なら宜なるかな、このタイトルを選ぶのであればエピローグをプロローグとしてこれからが本編となるべきか。闇を彷徨い続けるもの:フレキシブルな構造の為か選び方に寄っては物語の繋がりが散漫な感じだ。巻末のイラストはギャラリーとしてまとめてしまっているが本文中の然るべき所に配すべきではないか

2014/08/30

眠る山猫屋

結構楽しめました。ウルトラマラソンという、むしろそっちの方が異次元的なスポーツと闇にそびえる美術館のコントラスト、雰囲気は凄く好き。迷い込むというよりは、誘い込まれる感覚が怖い。マ★ジャはラストで脱力してしまうが、展開の不気味さに比して作者の優しさみたいな感覚(悪く云えば生温さだが)が心地好い。嫌いじゃないです、マンガチックだけれども。

2015/10/13

アオイ模型店

初期に比べて、最近の作品のミュトスファイルズはクトゥルーっぽい固有名詞を散りばめただけの、単なるホラー作品が増えていて、パワーダウンが著しいですね。 友野詳のゲームブックはさすがと思えるくらい細かいクトゥルーネタ満載だけど、作中の情報だけでは正しい選択肢を選べないのは、さすがにやり過ぎではないかと。

2014/09/13

とら

◆『闇の博物館』できれば『クトゥルーを喚ぶ声』の倉阪作品と一緒に読みたい。タイトルは平凡に思えるが、次第にそこに潜む恐怖が迫ってくる。美術館という非日常と、もう一点とても身近にあるものが、両方とも怖くなる。正統的なホラー。◆『マ★ジャ』サスペンスにありそうな出だしから、邪神がどうやって人間の間を徘徊しているか、意表を突く指摘が闇のトラペゾヘドロンとともに転がりだす。しかし、最後のオチは! 作者はこれがやりたかったのだなと胸オチするが、古いアメリカのドラマを知らない人にはちょっとキビシイかも。(主人公に嫉妬

2014/08/29

NEED LESS

『闇をさまようもの』をテーマにした3作を収録。「闇の美術館」はマラソンに参加するために星橋市を訪れたランナー、黒田が主人公。友人ランナーの滝野川と共にコースの下見で車を走らせていた。途中立ち寄った美術館、そこはロバート・ブレイクという芸術家の作品が収蔵されていたのだが、そこにはある秘密が・・・。「マ★ジャ」は冥闇様という謎の存在によって操られた人が起こす猟奇的な事件、そして主人公の久郎が夢の中に現れる謎の少女、モモの正体は?オチに脱力。「闇に彷徨い続けるもの」はゲームブック。正にクトゥルフオールスター。

2014/12/12

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