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クトゥルフ少女戦隊第ニ部 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

クトゥルフ少女戦隊第ニ部 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

クトゥルフ少女戦隊第ニ部 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

作家
山田正紀
猫将軍
出版社
創土社
発売日
2014-11-26
ISBN
9784798830216
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クトゥルフ少女戦隊第ニ部 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ) / 感想・レビュー

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miroku

よくもまあ、こう言う事を思いつくものだ・・・。さすが山田正紀!

2015/10/21

けいちゃっぷ

チマチマと読むつもりが、強烈なドライブ感で一気に読んでしまった。 これほど読者をワクワクさせる本はそうはないんじゃないかな。 頭の中は「何故少女戦隊?」「何故ゴキ○リ?」と「?」の嵐だが、とにかく山田節炸裂でページをめくる手がとまらない。 多くの人に読んでもらって(その前に買ってもらって)、作者にはこの鉱脈をどんどん掘り進んでもらいたいなあ。 ああ、これでまたしばらくは山田正紀の新刊が読めない寂しさ。 272ページ

2015/01/01

魔魔男爵

『イリュミナシオン』で突き抜けて巨大ロボットプロレスアニメをハードSFにしてしまった天才山田正紀が、更なるハイパーマックス大変身!魔法少女アニメを本格SFにしてしまったニダ。素粒子論と進化論を融合する凄い話。普通の人間は作中アニメ『クトゥルフ少女戦隊』の設定は考え付いても、この多層的小説世界は天才しか思いつけない。小松左京の『虚無回廊』と『結晶星団』へのオマージュであり、サルトルの実存主義の底の浅さを笑う哲学SFでもある。装丁がラノベだから買うの恥ずかしいと思うが、対称性・超対称性・超対称性の破れの事が語

2017/07/12

ちゅるふ

第1部に続き何を書いているのかが今ひとつわからない、程度の読解力しかない私ですが、機会があれば読み返してしまう、カテゴリーに納めました。そのカテゴリーには、小栗虫太郎さんの黒死館殺人事件が鎮座しております。その後、埴谷雄高さんの「死霊」もそんなんだったなぁ、と思い至りました。

2014/11/30

桔梗屋

山田正紀meetsまどマギ、だったのか…いや、そんな気はしてたけど。戦闘美少女がクトゥルフと闘うという、一見ラノベの王道ど真ん中を突き進む設定を提示しながら、実は『神狩り』や『最後の敵』に通ずる「想像できないものを創造する」絢爛豪華な言葉の乱舞で読む者を大混乱に陥れる、と言うね…「進化」をそういう風に捉えるのは、確かに小松左京御大の『結晶星団』を彷彿とさせ、「日本ハードSFの正統なる継承者」たる山田先生一流の豪腕であるなあ、と。進化絡みだと夢枕獏さんの『上弦の月を喰べる獅子』あたりもちら、と頭を過ったり。

2021/05/06

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