彼方からの幻影 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)
彼方からの幻影 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ) / 感想・レビュー
sin
小林泰三:ふた昔前のSF的雰囲気は嫌いじゃないけど、アグレッシブな引き籠りが矛盾…取ってつけたような恋愛の締め括りが余計…作中の現象に対する「幽霊」という表現は“幽体”とか、語られる理論をもとに“慣性体”とか表現したほうが言い訳を省けてしっくりしたのではないか?羅門祐斗:偶々身近にこんな人物がいるなんて都合よすぎるが、物語の展開はスピーディーで楽しめた。小中千昭:セカンドエピソードの雰囲気が良いだけに、終末オチはありきたりで残念…。
2016/08/25
まっすー
5
2016/11/13
yusuke_ayano_2
「此方から」オチは何度も使われて来たものだがアリか。そこへ至るまでとオチてからのバランスで言うと後をもう少し長く引っ張っても良かったのでは。一冊分の長編でも耐えうる素材だったのではなかろうか。 「からくりの箱」「彼方より」と言うより「ヘル・レイザー」 か。二人、いや、三人の今後の活躍に期待したい。(あるのか?) 「Far From Beyond」「彼方からの幻影」「彼方より」を台本形式にして、その後の展開を追加している。日本での話は不要、若しくはもっと掘り下げた方がよかったかも知れない。
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