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クトゥルー短編集 魔界への入口 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

クトゥルー短編集 魔界への入口 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

クトゥルー短編集 魔界への入口 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

作家
倉阪鬼一郎
しわすだひより
出版社
創土社
発売日
2017-03-30
ISBN
9784798830414
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クトゥルー短編集 魔界への入口 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ) / 感想・レビュー

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HANA

クトゥルー神話短編集。最近は完全に別方向に行っている著者であるが、初期短編の選集とはいえ久々の怪奇小説である。発売も本邦でクトゥルー神話最後の孤塁を守る青心社というのが味わい深い。前半に収録されているのは第一短編集からだが、こちらは物語そのものではなく印象を綴ったような感じを受けた。言葉を積み重ねてイメージを描き出そうとしている気がするが、それを先行しすぎてわけわかんなくなった所も多々あり。中盤にかけての諸篇の方が取っ付きやすいかな。特に「底無し沼」には満足。久々に『百鬼譚の夜』を読み返したくなった。

2017/08/06

sin

氏の筆業30周年に編まれたクトゥルー短編集、その存在は知っていたが稀少なデビュー作『地底の鰐、天上の蛇』に掲載のクトゥルー作品も納められている。怪奇幻想の情熱が先走った若書きの感が無きにしもあらずだが、最近手にした欧米の職業作家の中途半端な幻想潭よりも、オカルトへのいっそ清々しい探究心が好ましく感じられる作品に溢れている。

2019/07/06

gu

クトゥルー神話というテーマに絞ってこれだけ多彩な作品集を作れることが驚き。終末の光景の美しさ、物寂しさに惹かれる。

2017/07/05

hinata

闇の中で蠢く異形の物...私には合わなかった。

2017/08/27

もっち

小説で一番おもしろいと思うのは「底無し沼」なんだけど、初期作品も独特の熱があってよい 中でもロマンチックな「七色魔術戦争」が好き 俳句・短歌・散文詩も、それぞれに過不足なく伝わる視えるものがあって満足です

2020/07/11

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