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こころ歳時記

こころ歳時記

こころ歳時記

作家
吉元由美
片岡鶴太郎
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日
2012-10-28
ISBN
9784799312308
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こころ歳時記 / 感想・レビュー

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あつひめ

こころの歳時記の本は他にも様々な人が出しているので、お目当は片岡鶴太郎さんの絵。これはもう、言い尽くせないくらい良い。大きく描かれているものが見たくなる。やわらかさとかたさと音と香りが漂ってきそう。絵が言葉を支えているとでも言おうか。後半の日本の言の葉は、日本人の繊細さを忘れてはいけないなぁと思えるものばかり。言葉のやわらかさ…心の友の言葉遣いを思い出した。育った環境で受け継がれている美しい言葉もあるのだな。私も、美しい言葉遣いをして心がけ、日本人に生まれたことを心に刻み凜とした生き方ができたらいいなぁ。

2016/03/02

母へのプレゼント本。綺麗な日本の言葉を教えてくれる内容に、普段使っている言葉を改めて考えさせられました。

2013/09/06

じじょ

絵がすっごくきれいっ!柔らかい色使い、思わず、ふふふって笑いがもれちゃうかわいらしさ、やさしいなぁ。

2013/04/02

いたいけなべあ

一家に一冊。季節ごとの行事を大切にしていきてゆく豊かさ。鶴太郎さんの絵がほんのりとあたたかい。

2012/12/20

coco.

奈良や平安にかけての古語や文化を追う歳時記。描かれているものには、忘れ去られている古行事が多かったです。桜のお医者である『桜守』と呼ばれる職人さんの存在など、露知らず。桜一つにしても、篝火に照らされる夜桜を『花篝』という言葉の響きがなんとも美しい。春には春の女神・佐保姫、秋には秋の女神・竜田姫が来訪する。色鮮やかな季節を女神に例える粋なこころ。思わず心を動かされる四季が楽しめる日本に生まれて良かった。素敵な文化があるのだと、日本人であることが誇らしくなりました。こころもホッとする良本です。

2012/11/29

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