脳の中の経済学 (ディスカヴァー携書)
脳の中の経済学 (ディスカヴァー携書) / 感想・レビュー
アマノサカホコ
大阪府図書館。人生は選択の連続。経済学X脳神経科学。どっちを選ぶ?A今もらえる1万円、B1年後にもらえる1万500円。どっちを選ぶ?1万円をもらえる事が保証されていて、A更に5000円もらえる事が保証されている、Bサイコロを振って偶数の目は更に1万円で奇数は何ももらえない。どっちを選ぶ?2万円もらえる事が保証されていて、A5000円確実に取り上げられる、Bサイコロを振って偶数が出れば1万円取り上げられるが奇数ならそのまま。結果が気になる人は本で確認を。ちなみに夏休みの宿題は先延ばしタイプ。自覚しよ
2024/04/14
壱萬参仟縁
3人が対談しながら、重要箇所がゴシック太字で示されてわかりやすい内容。神経経済学と脳科学の相互作用で人間行動の謎を解明。大竹先生は、行動経済学を人間のさまざまな心理特性が経済学的な行動にどう影響しているかを調べる学問としている(34頁)。AかBか、の二者択一しか強いない質問には違和感がある。世の中そんなに単純ではない。二大政党制で第三極という選択肢もあっていいだろう。参考文献は全てが洋書のようで、日本独自の神経経済学とか行動経済学を打ち立てることを今後は期待したい。輸入学問は現地に即したものに改変が必要。
2013/03/11
ms。
大竹先生のって例が身近で分かり易いから好き。オイコノミア然り。
2014/09/30
清作
もっと平易でスラスラ読めるものかと思っていたが、読み進めていくと徐々に専門的な話になっていき半分程度しか理解できなかったと思う。ただ内容は面白くい。経済学を語る際、簡略化のために利己的な個人を前提(P137)とすることが多いようだが実際は利他的な行動が経済活動に大きく影響していることを、経済学と脳神経科学の専門家が対談して、それを幾つかの事例を挙げて説明している。本書を読んで行動経済学に興味を持った。また、今回のように複数の学問を横断的に研究することで新たな発見があるのだと思った。
2013/02/21
ペンギン伊予守
神経経済学はサイエンスなので、読んでいて楽しいです。
2014/08/13
感想・レビューをもっと見る