辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?ワードハンティングの現場から (ディスカヴァー携書)
辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?ワードハンティングの現場から (ディスカヴァー携書)
- 作家
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日
- 2013-12-27
- ISBN
- 9784799314333
辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?ワードハンティングの現場から (ディスカヴァー携書) / 感想・レビュー
Nobuko Hashimoto
楽しい本です。著者は『三省堂国語辞典』の編纂者です。街歩きをしながら、看板やPOPに使われている言葉を拾って歩く(=用例採集)様子をユーモアたっぷりに書かれています。三省堂は、広く使われていれば新しい言葉も積極的に辞書に載せる方針で、その編纂者である著者も、言葉の変化や誕生を楽しんでいるのが伝わってきます。同じ著者の光文社新書『辞書を編む』と、三浦しをん『舟を編む』もおすすめです。
2014/11/24
ともひろ
ワードハンティングをどうしているのか。東京の街を散策しながら、言葉を探していく。普段、何気なく見過ごしている看板や宣伝に新たな言葉を発見していく楽しさ。言葉は時代とともに変化し、また新たな言葉を生み出していくのだと本書を通して実感しました。この夏は国語辞典に関連する本をテーマに読書しましたが、今まで興味がなかったぶん新鮮さがありました。
2017/09/01
キャラメルベイベー@道北民
舟を編むで注目された仕事をしている方のワードハンティングの様子がわかりました。
2017/08/10
のり
映画「舟を編む」を観て国語辞書を作る仕事に興味を持ちました。街の中で見かける言葉の意味、使い方、表記の仕方、言葉の由来など深く考えたことはありませんでしたが、その多様なおもしろさが少し見出せそうな気がしました。いくつかの辞書を比較して、載っている言葉や説明の仕方がどのように違うのか見てみたいです。
2015/11/19
ふなこ
題名の通り、辞書を編纂する方が街を歩いて新しい言葉を探す。普通に使っているのに辞書に載っていない言葉ってこの世にはたくさんあるんだな。「まるっと」が方言だったというのが面白かった。方言でも全国に広まれば辞書に載るらしい。秋田出身の私としては「うるかす」「ながまる」「がりっと」あたりが流行ってほしい。最近はTikTokやインスタでどんどん言葉が生まれるんじゃないだろうか。編纂者はどうしているんだろう。
2024/01/29
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