伝わるシンプル文章術
伝わるシンプル文章術 / 感想・レビュー
アルカリオン
KindleUnlimited 妥当な内容の良書。20年以上前に大学受験の小論文対策として読んだ参考書(樋口裕一氏や代ゼミの田村秀行氏のもの)を思い出した。天声人語は「論理的文章」ではないので論理的文章(小論文)を書く上での参考にはならない、という本書の主張は田村氏も行っており、説得力があったのでよく覚えている▼《一つの文章中に、理由の数は多くないほうが、論旨がすっきりします。反対に、理由を支える証拠は、豊富であればあるほど、論の説得力が増します。》(位置No.2080-)
2021/06/14
しんた
文章力をつけるためにはディベートを朗読する。やってみるのもいいと思った。ディベートの文はネット上にあるのかな?探してみよう。
2021/05/26
西澤 隆
いろんなタイプの文章はあってもいい。ただ意思疎通をちゃんとやりたいなら誤読や取り違えのおきにくい文章を書いた方が得。ならば誤読の余地を少なくするにはどうすれば良いのか?。その答えは「クイズ文」だ。なぜなら…というのが本書。余韻たっぷりの、読み手が楽しくさまよう文章を否定しているわけではない。ただただ文章を通してキモを伝える時、こんな技法があるよという提案。個人的には「天声人語」から何を伝えたいかを読み取るのは徒労(なぜなら「天声人語」は誤読を防ぐ論理的な文章ではないから)というのには快哉を叫びます(笑)。
2020/01/14
まさや
読む時も書く時も、根拠をもとにしているのか、ただの感想なのかを分けた方がいいですね。これは私の感想です。
2021/06/24
Sleipnirie
自分の考えを論理的に伝わりやすく書くにはどうすべきか。最初に問いを書きその直後に結論、そして結論を裏付ける理由を書けばいい。「何を当たりまえな」と思うだろう。だがきっちり書いたつもりでも不明瞭で説得力の弱い部分が結構出てくる。天声人語とかでも出てくる。ではどういうところに注意してどんな型の文章を書いて練習すべきかを本書は様々な面から解説している。
2022/02/05
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