株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者 新版 (喜多川泰シリーズ)
株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者 新版 (喜多川泰シリーズ) / 感想・レビュー
さと
『翼があっても追い風では空を飛べない』言葉に力があるというけれど、色々な経験をした今だからこそ腹落ちするのだとわかる。言葉には、凄まじい力があるけれどそれがその人に腹落ちし血や肉になるにはそれに見合った体験も絶対必要だと思う。だから、先人たちの言葉(本)に触れたくて私は本を読んできたのかもしれないなぁと今頃思った。そして、今生きているこの人生は、私だけの単発のものではなく、永遠に受け継がれる命の物語の一部であるということを再認識する。生まれた時よりこの魂が少しでも成長していますように…。
2023/06/27
鈴
ここには書ききれないほどたくさんの素晴らしい言葉がある。ただ思うことは、人生って何度でもやり直しが出来るし、何歳になっても夢を見れるんだってこと。
2023/03/25
それいゆ
映画化までとはいかなくても7回くらい連続のTVドラマで映像化してほしい作品です。単純に次々と手紙を届ける内容ではなく、届けるスタッフの人生が絡み合っていて全編がつながっているのがいいところだと思います。
2022/05/21
Roko
手紙を書いたのが15歳、10年後の今は25歳、手紙を受け取った人たちは、思い通りの未来になっていない人がほとんどです。でも、10年前の自分の手紙の中にある希望や夢を、そんなこと忘れてしまっていたな、今からでも追いかけ直せるのかな、と思ってくれる人がいる限り、タイムカプセル社の仕事は続くのです。
2023/12/04
禅
人生に挫折した新井英雄が再就職した会社はタイムカプセル社。10年後の自分に出した手紙を届ける仕事。夢は叶っていますか?幸せになっていますか?真剣に書いた手紙ほど強く突き刺さる。どのストーリーも良かった。実際の所、手紙を届ける会社で経営が成り立つのかは怪しいが。
2023/02/15
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