いとしの猫っ毛 小樽篇 (シトロンコミックス) (CITRON COMICS)
いとしの猫っ毛 小樽篇 (シトロンコミックス) (CITRON COMICS) / 感想・レビュー
匠
1巻のほのぼの、2巻の激甘ときてこの「小樽篇」は恵ちゃんとみーくんの子どもの頃の出会いから高校時代、みーくんが上京するまでを描いている。2人の友情が愛情に変化するプロセスはもちろんなのだけど、みーくんの身の上に悲しいことが起き過ぎて泣けてしまった。幼い頃の2人を見るにつけ、恵ちゃんの大らかさは昔からで。彼のこの性格だからこそみーくんの恋は成就したと思うし、話の間合いにお互いの絆の深さが感じられて、すごく良かった。とにかくこの二人が大好きだ!24歳の彼らの10年後20年後も見てみたい。3巻が待ち遠しいー!
2013/05/17
えみみ@ヒプマイ沼
みぃくん、あーた泣きすぎよっ(´;Д;`)そんなで涙は枯れちゃいませんか?考えすぎて、恵ちゃんのことが好きすぎて大切で、さみしくってボロボロ泣いてる小樽編のみぃくん。どうか恵ちゃん、持ち前のオトコマエなハートで彼を幸せにしてやってくださいよ。高校生みぃくんは、純なところをかなり残していて、でも体は性的に成熟してきちゃって。清水さんみたいな人がいて、むしろよかったよね。途中、みぃくんと恵ちゃんの温度差というか恋への意識の違いがもどかしかったですね。そして、高校生みぃくんの赤面顔は匂い立つような色気でたまらん
2013/02/11
ヒロ@いつも心に太陽を!
【再読】Rチャンからの借本〜なんだけどこれはマストバイ!!何これ!面白すぎでしょうヾ(>∀<*)☆しょっぱなから小さな恵ちゃんとみぃくんの可愛さにやられ、高校生になった二人の「仲良し幼馴染み」から「初々しい恋人」になった場面にキュンときて(恵ちゃんとキスした後のみぃくんの顔が色っぽい!)、恵ちゃんの初恋がまさかの美夜子サンでびっくりして、その美夜子サンと清水サンとのあの雪の日の事故で愕然として・・・私も泣きそうになった(;□;)〜続く
2013/02/18
ミキ(@mikirink1971041)
再読。この作品の再読率は低め。せつな過ぎて苦しくて読めなくなってしまう。恋した相手が同性ってだけでどうしてこんなに我慢して苦しんで自分の心を殺さないといけないんだろう。はぁ…せつない。終始みいくんの泣き顔が多くて辛い。父親が、お母さんが清水さんが、みいくんを置いていなくなってしまったときに側に恵ちゃんがいてくれてどんだけ救われたか。そして同時に持って行き場を失った気持ちをうけとめてくれる大人の理解者もみいくんには必要で、清水さんとの出会いは必然だったかと。出会えて良かったんだよね。
2016/11/07
ちゃりんこママ
本編未読で、こっちを先に読むべきでは無かったなぁ。読んでいて、ありゃこれはちゃんと稲垣足穂の「少年愛の美学」のセオリーに乗っ取っているじゃん!ほーほー、と感心するのでした。…と、偉そうですが自分が「美学」をよく理解出来ていたわけではなくて…こういう青春純愛王道でBL描くのって冒険でしょうが、よく練られている。雲田先生のキャラはよく泣くし可愛いのに男の子らしい、本来理解しづらい男の子の恋愛観もよく表現されていると思いました。
2014/12/08
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