少年はスワンを目指す
少年はスワンを目指す / 感想・レビュー
papako
絶対楽しい本が読みたくて。たまたま見かけたこちらを。やっぱり楽しかった!イギリスでバレエ留学していた櫛形。膝を痛めて帰国した高校で運命の相手、原と出会う!学園祭で男だらけの白鳥を踊り、バレエを諦めかけていた櫛形は踊る楽しさを思い出し、そして二人は。。。王子顔で毒舌の櫛形、大きくておっとりした原。そして花粉症の委員長がいい味だしてハッピーエンドへ。全然BLとか関係なくてとにかく明るくて可愛くて幸せな読書になりました。そっか、ここからカブキブ!か。『永遠の昨日』といい、榎田さんのこういうの大好きです。
2019/11/12
青龍
しばらく積んでしまったもの。旧版は未読。あー、いいよ。青春だなー。この作家さん、感情表現の苦手なキャラの書き方が上手いよ。男子校の雰囲気もいい。あの、「ウォーターボーイズ」のモデル校、友人知人や親戚に出身者がいて、男子校のことも聞くけど、「馬鹿なこと(女子には白い目で見られるようなこと)に盛り上がる」特質があるらしい。
2017/01/14
みい。
榎田先生らしい高校生同士の爽やかな青春群像劇。その中にBL含んだ恋愛も織り込まれてる、なんだかとってもみずみずしくて、ビタミン補給できました〜。学生生活の描写がいいです。確執ある生徒同士が目的のために馴染んでいくところとか、すごく楽しい!自分も仲間に混ぜてもらってるようでした。その中に可愛くて仕方がない感情が芽生えた2人と、それを見守る利発な委員長。大人になった彼らに出会えたのもこの作品の素敵なところですね!何度も読み返すだろうなぁ(^^)
2017/01/20
きなこ
旧版未読。顔は王子なのに口が悪い訳あり転校生。彼を巻き込んで学祭でバレエを披露するため奮闘するという王道だが、面白かった。初めの方はBLということを忘れてしまうほど。ツンデレの櫛形と無表情の下に熱い愛情を秘めている原のこそばゆいような恋愛も青春!って感じ。書き下ろしもハラハラして最後まで楽しく読了。
2016/08/27
cicoppe
面白くて一気読み。「カブキブ!」みたいだなぁと思いながら読んでいたら、あとがきに書いてありました。あちらにBLを足すとコチラになるのですね。高校生たちの軽妙な会話が楽しい。文化祭の2Aの舞台、すごく観てみたかった! バレエの厳しさを説きながらも、身近に楽しもうというよ!という榎田さんのバレエ愛が伝わってきました。イラスト◎。読友さんの感想をを見てカバー下の存在に気付きました。よかった~。
2016/08/31
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