さんかく窓の外側は夜 (7) (クロフネコミックス)
さんかく窓の外側は夜 (7) (クロフネコミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
迎くんの生きざま。このストーリーの中で最も優しく安定した人物なんだなぁ、見かけチャラいけど。“見えてしまう人”としての自覚が良い方向へ向かってる。真逆なのは冷川さん、自分にとってのプラスマイナスでしか判定できないのは悲惨過ぎた生い立ち故。そんな彼らが手を取り合い“先生”に挑む。心配係の三角くんがバランサーとなって巧くまとめられるのか。先生の闇は、最悪の指向性を持っていたが、元凶は幼少の冷川さんだったんだろうか。辛過ぎる展開。
2020/11/16
澤水月
凄まじい幼時体験を持つ冷川の、まっすぐな三角への「善意が良いことだけを招くとは限らない」は、一時期愛するものと暮らし幸せであったはずの先生が今、なぜか自らを「戒め」、結果?憎悪の塊だけになって力を使い過ぎている状態にリンクする…。1巻から通読再読。初読時に気づかなかったが全体に(霊感以外でも)多様性のあり方、虐待体験などから世間に馴染めない人々の悲しさとそれでも立ち上がる力を描いている。しかし不穏なヒキで次巻は2020年…!
2019/04/18
Nyah
エリカの恐る先生の家に潜入する彼ら。/エリカの父が失踪‥消失?/先生が始末しようとした自分の子供って 😱
2023/08/06
らすかる
ヤバっ、めちゃめちゃ面白い! 1~7巻まで一気読み! 除霊師冷川の助手をすることになった三角。バラバラ死体の1部から作られたツギハギ死体。それのそばにあった残留思念「ヒウラエリカ」。冷川と三角の過去も闇が深い。死霊を中に入れて人を呪い殺す「ヒウラエリカ」。読めば読むほど味がいい感じで濃くなるスルメイカのような。好みのどストライク! こんだけ面白いと実写映画化が不安だ~💦 霊との対決が映像でどうなってるのか楽しみではあるが。。
2020/08/16
天の川
今回もやっぱり怖かった…。三角君の潜在能力の高さの源はここにあったのか。三角のお母さん、先生、記憶の封印が解けてしてしまったら、どちらの方向に動き出すのだろう。そして、ずっとエリカを見守っていた逆木さんが先生のコントロール下に置かれてしまっていませんように…。「違国日記」とのあまりのベクトルの違いに、この2作を同時進行で書けるなんて凄いなあと感心してしまう。
2019/04/18
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