戦国妖狐 16 (BLADEコミックス)
戦国妖狐 16 (BLADEコミックス) / 感想・レビュー
ゼロ
激闘の最中にひょっこり現れた迅火の兄・山戸猛…。彼の計らいで千夜と無の民達は話し合いを行うことになった。皆が幸せになる方法を戦いではなく、話し合いで決着するとは驚き。すぐに解決策が出るのなら苦労はせず、八卦猫先生の知恵を借りて、終結。運命力に頼りすぎた一族は、運命に抗うのではなく、運命を受け入れることが大事だという、これまでの行いを全てぶち壊す結論となりました。そして迅火との最終決戦。千夜は月湖と想いを遂げ、守るべきものができた。もう怖いものはない。あとは全力で守るだけだ。
2018/09/15
JACK
☆ 力に飲み込まれ千本の尾を持つ地枯らしの神獣「千本妖狐」となった仙人の迅火。一方、千体の魔物「闇(かたわら)」を体内に取り込んできた霊的改造人間の千夜。千夜は自分が化け物になり、仲間を傷付けるかもしれないという恐れや、過去の罪と向き合う。「おれは幸せになってはいけないんだ」というセリフが重い。第一部の主人公が最大の敵として第二部の主人公の前に立ち塞がる熱い展開、沢山の人を殺めてしまった千夜の苦しみに、読んでいて涙が出てきます。やはり傑作。次で完結というのは寂しい。
2016/02/15
金目
まさかの決着。無の民は運命のツケを払い、ムドは師匠の技で万象王を殴り倒し、野禅はどっか行った。千夜は第2部開幕以来のトラウマと向き合うわけですが、うーむ月湖ちゃんつおいwwwちゃんと幸せになってくれよ本当に。何もかも終わった気がしてたけど、迅火救うのはこれからだっけ。いよいよクライマックスですわぁ
2016/06/24
北白川にゃんこ
愛を知っているから戦えるんだよなあ
2023/03/26
alleine05
月湖がいい嫁だった。幼いころ出会った少女が、一緒に育って、いろいろなことを経て、ついにここまできたかと思うと感慨深い。幼なじみっていいもんだなあ。無の民との決着は意外とあっさりだった。個人的にはどちらかというとちびっ子無の民の考え方に賛成かな。天の理だから仕方ないですねで納得してたら進歩が無いよ。もちろん自分の目的のために他のだれかに犠牲を強いるのは問題だが。
2016/02/11
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