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水上悟志短編集「放浪世界」 (BLADE COMICS)

水上悟志短編集「放浪世界」 (BLADE COMICS)

水上悟志短編集「放浪世界」 (BLADE COMICS)

作家
水上悟志
出版社
マッグガーデン
発売日
2018-01-10
ISBN
9784800007421
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水上悟志短編集「放浪世界」 (BLADE COMICS) / 感想・レビュー

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exsoy

毎度スケールが大きいお話を作ってくるなぁ。「虚無をゆく」は長編とはいえ読み切りでよく破綻せずにまとめられるもんだと感心してしまう。「エニグマバイキング」のほっこり感も好き。

2018/02/24

ライマウ・フレツリー

バカファンタジー(もちろん褒め言葉!)、「今更ファンタジー」の扉絵、とどめのセリフそしてごちゃ子には全自分が泣き笑った…!最高(^^)

2018/01/17

トラシショウ。

天田ユウの住む団地はただの団地ではなく、時折飛来する巨大な「怪魚」と呼ばれる宇宙怪獣と戦う人型の超大型機動兵器「盤古」の頭部であり、少年時代の彼にとって、団地とその周辺地域のコミュニティが世界の全てだった。盤古が怪魚を倒した収穫祭の夜、三本足で歩く球体の様な宇宙人・サロと出会うまでは(「虚無をゆく」※「放浪世界・盤古」改題)。いずれ読みたいと思っていた作者の短編集を初めて手に取る。親しみやすい描線でミクロからマクロ、過去から現在と自在に奇想を描く確かな力量の持ち主である事がよく解る(以下コメ欄に余談)。

2018/01/17

こら

以前、オフ会で読友さんが紹介されたSF短編集。どの短編も不思議な世界設定や読後感でふんわり浮遊感が体験出来る。中でも「虚無をゆく」、これはすごい!超巨大ロボットと宇宙怪魚物というだけの予備知識で読めたのが幸せでした。読友さんが白眉としてオススメされた理由が、読了後なら分かる!

2021/01/07

JACK

☆ 短編集。入れ替わっても親にも見分けられない双子の姉妹が、ある男の子には見分けられてしまう「竹屋敷姉妹、みやぶられる」は可愛らしい。普通の人には見えない、人間の頭の上に住む宇宙人を描く「まつりコネクション」はちょっと不思議な作品。37歳の孤独な男が3つ願いを叶えてくれる魔法のランプを手に入れる「今更ファンタジー」。バケモノの肉を調理して食べる「エニグマバイキング」は食事のシーンが美味しそう。そして傑作「虚無をゆく」は平和な団地に住む少年の壮絶な運命を描く作品。絶望感と無力感が凄い。

2018/01/21

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